トピックス
すかいらーくホールディングス、第1四半期(2024年1月~3月)の連結業績を発表
売上総利益率は67.6%と前年同期と同水準で、依然として業界の最高水準を維持
すかいらーくホールディングスは、2024年12月期 第1四半期(2024年1月~3月)の連結決算を発表。売上収益955億8000万円(前年同期比13.0%増)、事業利益63億5600万円(同218.1%増)、営業利益61億円(-)、税引前利益54億4900万円(-)、四半期利益34億2100万円(-)、親会社の所有者に帰属する四半期利益34億2100万円(-)と増収増益を確保した。
同社グループの既存店売上高前年比は113.2%となった。昨年11月に、ファミリーダイニングブランドにおいて、直近の顧客動向の分析より幅広い利用動機を獲得できるグランドメニューを導入。これにより、低単価のサイドメニュー拡充やアルコール商品の値下げ、割安な価格でのセットメニューの提供などで「選ぶ楽しみ」を演出したとともに、「もう一品」の注文を喚起し、注文皿数増により客単価も上昇している。小皿商品の充実により、幅広いオケージョンでの使い勝手が向上し、来店頻度増にも貢献している。
メニュー改定による粗利益率の改善や店舗段階での食材ロスの低減、部門横断の原価低減プロジェクトで講じた対策などにより、価格高騰の影響を一定程度抑制した結果、売上総利益率は67.6%と前年同期と同水準で、依然として業界の最高水準を維持している。販売費及び一般管理費は、売上増加に伴い、前年同期比で増加。商品・サービスの品質向上により満足してもらい、再来店してもらうことを目的に、売上の大きい週末に重点的に従業員を配置したため、人件費が増えているが、企図した通り、売上増と利益増に繋がっている。店舗数は2,974店舗となっている。
なお、2024年12月期 通期(2024年1月~12月)の連結業績予想は、売上収益3750億円(前年同期比5.7%増)、事業利益170億円(同3.5%増)、営業利益150億円(同28.3%増)、税引前利益120億円(同38.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益75億円(同56.9%増)を見込む。
(外食.Biz)
2024年05月27日更新
最新ニュース