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物語コーポレーション、第3四半期(2023年7月~2024年3月)の連結業績を発表
国内既存店売上高前年比は、直営店が10.4%増、FC店が11.3%増とともに好調に推移

 物語コーポレーションは、2024年6月期 第3四半期(2023年7月~2024年3月)の連結業績を発表。売上高805億8800万円(前年同期比17.8%増)、営業利益68億7400万円(同22.0%増)、経常利益69億8800万円(同25.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益41億6600万円(同17.9%増)と増収増益を確保した。
 同社グループは、中期経営計画の実現に向け、「とびっきりの笑顔と心からの元気」をスローガンに店舗運営を行っている。売上向上施策として、既存店舗の内外装の積極的な改装、看板商品の磨きこみ、グランドメニューの変更、サービス力の強化を行い、他社との更なる差別化を図るとともに顧客体験価値の向上に注力している。また、「焼肉きんぐ」における特急レーンの導入に加えて、「丸源ラーメン」におけるセルフレジ、タッチパネルの導入など、店舗運営のDX化を積極的に進めている。さらに、認知度向上を目的としたテレビCMの放映やスマホアプリ、ブランドサイト、SNSなどを活用したデジタルマーケティングの強化により、顧客からの認知度やブランドロイヤルティの向上を図った。これらの施策の効果により国内既存店売上高前年比は、直営店10.4%増、FC店11.3%増となった。
 店舗展開に関しては、国内において主に郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店を進め、直営店33店、FC5店、海外において8店を出店した結果、グループ店舗数は694店舗(直営431・FC243・海外20店舗)となった。
 部門別の直営店売上高は、319(うち直営200)店舗を有する焼肉部門が415億51百万円(前年同期比15.4%増)、212店舗(うち直営109)店舗を有するラーメン部門が136億86百万円(同27.8%増)、21店舗(うち直営16)店舗を有するお好み焼部門が15億49百万円(同6.2%増)、95店舗(うち直営79)店舗を有するゆず庵部門が136億33百万円(同17.7%増)、「焼きたてのかるび」や「濃厚中華そば 餃子 丸福」など直営27店舗を有する専門店部門が30億34百万円(同63.0%増)だった。また、243店舗を有するフランチャイズ部門は49億64百万円(同12.6%増)、「物語(上海)企業管理有限公司」及び「PT. Agrapana Niaga Gemilang」による取組みである「その他」部門は21億69百万円(同8.5%減)であった。
 なお、2024年6月期 通期(2023年7月~12月)の連結業績予想は、売上高1056億700万円(前年同期比14.4%増)、営業利益82億7000万円(同14.8%増)、経常利益82億5000万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52億6900万円(同12.2%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年05月23日更新

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