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マルシェ、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の業績を発表
部門別売上高、料飲部門5.1%減、FC部門1.3%増、商品部門18.5%増などに

 マルシェは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の業績を発表。売上高46億7500万円(前年同期比101.3%増)、営業利益9100万円(-)、経常利益9500万円(-)、当期純利益3400万円(-)と、増収増益を確保した。
 同社は、中期ビジョンを「人・おいしさ・楽しさをモットーに地域社会からあってよかったと思っていただけるユニークなFC外食企業を目指す」と再定義し、収益改善と再成長の実現に向けて、4つの課題に取り組んでいる。
 「構造改革」では、直営店舗のスリム化を図り、収益の見込める店舗を優秀な独立希望社員に譲渡またはリース化を進めた結果、16店舗の譲渡またはリース化を実現した。「既存店の強化」では、「本物をおいしくちゃんとやる」をスローガンに掲げ、グループ全店において、「心の診療所認証店制度」の推進による品質やサービスレベルの向上に取り組んだ結果、直営店舗の売上高においては2019年3月期対比98.5%で推移した。「新たなFCパッケージの創出」では、新しい業態モデルとして、新しいかたちの焼鳥屋「ニューとり屋」を、既存業態のリニューアルモデルとして、あて巻きと焼き鳥のハイブリッド酒場「一(はじめ)」を、Z世代にターゲットを置いた大衆餃子酒場「ニューマルケン」を開発・出店するなど、新しいチャレンジを行い、業績においても計画通りに推移した。そして、「生産性の向上」では、デジタルツールの導入による顧客にモバイルオーダーで注文してもらうシステムを導入した店舗が62店舗となった。昨今の人手不足やコスト削減への対応を取り組んできた。
 部門別売上高は、料飲部門が29億66百万円(前年同期比5.1%減)、FC部門が3億64百万円(同1.3%増)、商品部門が12億41百万円(同18.5%増)、その他部門が1億2百万円(同27.9%増)であった。
 なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の業績予想は、売上高50億円(前年同期比106.9%増)、営業利益1億800万円(同117.4%増)、経常利益1億400万円(同108.5%増)、当期純利益8000万円(同229.1%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年05月16日更新

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