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コロワイド、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表
セグメント別売上収益、コロワイドMD853億円、アトム370億円、レインズ997億円などに

 コロワイドは、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績を発表。売上収益2412億8400万円(対前年同期比9.3%増)、事業利益87億1200万円(-)、EBITDA 167億7700万円(同126.7%増)、税引前当期利益64億9800万円(-)、当期利益40億6400万円(-)、親会社の所有者に帰属する当期利益29億500万円(-)と増収増益を確保した。
 同社グループは、変化したライフスタイルに即した消費者に選ばれるブランド作りを強化すると共に、中期的な経営環境の変化に対応する為の取組みを継続している。商品施策では、各ブランドとも集客力の土台となる主力商品の磨き込みと、高付加価値食材等を活用したメニューによる体験価値の向上に努めている。販売促進施策では、牛角・大戸屋・かっぱ寿司といった国内で一定の店舗網を有するブランドで、イメージアップを兼ねて人気タレントを起用したテレビCMを投下するなどPR活動にも引続き注力。海外においても、各国の市場環境に応じてSNSを駆使したプロモーションを展開し、顧客の囲い込みを行っている。また、適切なQSCAの水準を保つ為に営業人員の確保および教育に注力し、配膳ロボットやスマホオーダー、セルフレジ等の活用にも継続的に取組んでいる。
 新店投資については、変化した外食ニーズおよび商圏に対応すべく、業態・立地バランスの見直しとコロナ禍期間における直営店純減分の回復を主眼として積極的に取組んでいる。一方、コスト上昇への対応としては、コロワイドMD研究所の本格稼働を通じ、グループ各社の商品開発部門の統合によって食材の歩留まりの向上等の効率化を進めた上で、調達環境に応じたグランドメニューの変更および商品価格の改定を行ってきた。さらに物流の2024年問題への対処として、配送拠点数を全国16拠点から12拠点に集約し、食材配送頻度の最適化も進めて大半の配送センターで週6日配送を週5日に減少させた。
 中期ミッションの一つである給食事業については、ヘルスケア分野の給食受託を専業とする㈱ニフスの全株式を取得した。また、小ロットでの食材納品等、多様な配送ニーズに対応することを目的にヤマト運輸と新たな物流スキームを構築した。サステナビリティへの取組みにも引続き注力。例えば、グループ全10工場で「食品リサイクル率100%」を達成したり、農業生産法人に資本参加し野菜の安定供給を図る等、持続的な食材調達に向けてサプライチェーン全体を視野に活動を行っている。さらに、女性リーダーの育成研修や多様な就業形態の提供による働きやすさの確保等、働く仲間の成長と多様性の尊重に係る活動も進めており、3月には「健康経営優良法人 2024(大規模法人部門)」に認定された。地域・社会への貢献策として取組んできた「こども食堂」は、利用者が延べ7万人を超えた。
 店舗政策については、直営レストラン業態94店舗、直営居酒屋業態12店舗を出店、一方、直営レストラン業態48店舗、直営居酒屋業態19店舗を閉店した結果、直営店舗数は1,403店舗となり、FC店舗を含めた総店舗数は2,583店舗となった。
 セグメント別の売上収益は、コロワイドMDが852億55百万円、アトムが369億74百万円、レインズインターナショナルが997億25百万円、カッパ・クリエイトが721億97百万円、大戸屋ホールディングスが278億94百万円、その他が76億38百万円であった。
 なお、2025年3月期 通期(2024年4月~2025年3月)の連結業績予想は、売上収益2634億4300万円(対前年同期比9.2%増)、事業利益110億500万円(同26.3%増)、EBITDA 204億9200万円(同22.1%増)、当期利益38億7700万円(同4.6%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益20億3400万円(同30.0%減)を見込む。
 

(外食.Biz)
2024年05月14日更新

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