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レインズ、低価格居酒屋のFC出店計画を上方修正、今年度拡大開始へ
レインズインターナショナルは、FC1号店となる「渋谷スペイン坂店」、2号店「上野広小路店」を6月30日に同時オープンさせたのを皮切りに、低価格居酒屋「ぶっちぎり酒場」のフランチャイズ展開を積極化する。
昨年12月に直営1号店がオープンした「ぶっちぎり酒場」は、20代後半から40代男性会社員をメイン客層にした居酒屋業態で、商品単価100~380円、客単価 2,100円 という低価格設定が売り。当初は、2010年度中に直営5店舗を出店して、ビジネスモデルを検証・改善した上で、2011年夏からFC加盟を募集する計画であった。しかしながら、1号店がオープン以来、平均月商960万円と好調に推移、同社の他業態のFC加盟企業からも評価が高く、早期FC化の要望も多くなっていた。
これを機に、同社も展開の早期化を検討、(1)想定したビジネスモデル通りに、安定した収益を創出していること、(2)消費が低価格志向にシフトしている現状はブランド認知と拡大において好機、という理由で、加盟店募集の早期開始を決定するにいたった。
大衆酒場が多い低価格居酒屋市場には、ここ数年で大規模居酒屋チェーンが参入を開始しているが、 レインズでは「同市場における大規模チェーンのシェアは未だ低い」と判断、このタイミングで展開スピードを速めることにより、同社のシェア拡大が十分に見込めるとしている。計画では、2010年度内に合計65店舗の出店を予定、将来的には全国300店舗の展開を目指す。
(外食.Biz)
2010年07月02日更新
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