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サッポロビール、RTDカテゴリー商品の売上が3年連続で前年超えを達成
「新・定番食中酒の創造」をテーマに掲げたRTD商品が同社史上過去最高売上を更新中!

 サッポロビールは、RTDカテゴリー商品の2023年の年初累計販売数量が、販売好調により前年の年間販売数量超えを達成したと発表した。これで3年連続での前年超えとなり、RTD商品における同社史上過去最高売上を更新中だ。
 近年は、様々な社会的背景により価値観の多様化が進行し、お酒の飲用シーンやニーズにも変化が生まれている。同社は、今年、「新・定番食中酒の創造」をRTDカテゴリーのテーマに掲げ、商品開発・製造体制を強化し“新価値・新商品”を積極的に提案することで多彩なRTD市場に“異彩”を放つ個性豊かなブランドポートフォリオの確立を目指してきた。主要ブランドである「サッポロ 濃いめのレモンサワー」や「サッポロ 男梅サワー」の売上が拡大しカテゴリー全体を牽引したことに加え、今年新発売した「サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー」や「サッポロ クラフトスパイスソーダ」も好調な販売状況が続いている。
 なお、RTDカテゴリーにおいては、日本アイ・ビー・エム社と共同開発したRTD商品開発AIシステム「N-Wing★(ニュー・ウィング・スター)」を活用し、人間とAIが協調した新価値提案に挑戦している。また10月には同社仙台工場内でRTD製造ラインが稼働し、事業成長に適した自社生産能力の増強と、新たな開発商品への対応や需給の柔軟性を高めている。
 同社では、販売好調の要因として、「酒税税率改正を起点とした新ジャンルからRTDカテゴリーへの顧客流入への対応」「サッポロ 濃いめ」ブランドの伸長」「サッポロ 男梅サワーブランドの唯一無二の味わいと世界観の好評」「サッポロ ニッポンのシン・レモンサワーブランドの販売好調」「サッポロ クラフトスパイスソーダブランドの販売好調」の5点を挙げている。
 同社は、RTDカテゴリーの強化を推進し、2024年も成長著しいRTD市場のさらなる飛躍を見据え、各ブランドの独自価値の創造に磨きをかけながら魅力向上を図っていきたいとしている。
 

(外食.Biz)
2023年11月20日更新

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