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日本マクドナルドホールディングス、第3四半期(2023年1月~9月)の連結業績を発表
既存店売上高は、2015年第4四半期から2023年第3四半期まで32四半期連続でプラスに
日本マクドナルドホールディングスは、2023年12月期 第3四半期(2023年1月~9月)の連結業績を発表。売上高2824億3300万円(対前年同期比8.7%増)、営業利益323億7100万円(同19.3%増)、経常利益320億5900万円(同20.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益200億8300万円(同19.6%増)と増収増益を確保した。
同社グループは、持続的成長と収益性を向上し、企業価値の継続的な拡大を目指す中期経営計画を昨年2月に公表。より多様化し高まっていく顧客の期待に応え、着実な成長を実現するために、マクドナルドビジネスの基盤と将来に向けた分野への投資を強化する。これからの成長に向けた3本柱として「ブランド」「メニュー・バリュー」「店舗・デジタル・ピープル」の分野に注力し、3年間で全店売上高年平均成長率5%前後、営業利益年平均成長率3~5%、営業利益10%以上、ROE10%以上を目指している。
事業環境としては、前年度から引き続き厳しい状況が続く中、FCオーナーやサプライヤーも含めビジネスを健全に継続するために、一部商品の店頭価格を改定した。また、7月より賃料、人件費等の負担が特に大きい東名阪エリアの一部の店舗において、都心型価格を新たに適用した。その結果、対前年で増収となり、既存店売上高は、2015年第4四半期から2023年第3四半期まで32四半期連続でプラスとなった。利益面では、売上増の効果に加え、グローバル規模の原材料調達や、より効率的な物流網の構築といったコスト管理、為替ヘッジや経費削減の取り組み、マーケティング活動をより効率的に強化するなど最大限の企業努力を行った結果、対前年で増益となった。店舗展開は、新規出店43店舗、閉店40店舗の結果、総店舗数は2,970店舗となった。
なお、2023年12月期 通期(2023年1月~12月)の連結業績予想は、売上高3790億円(対前年比7.6%増)、営業利益400億円(同18.3%増)、経常利益400億円(同21.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240億円(同20.4%増)と、売上高・各利益ともに上方修正を行った。
(外食.Biz)
2023年11月16日更新
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