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紀文食品、「紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2023」-おでん編-
おでんによく入れる種ものは、全国平均で「ちくわ」が2年連続トップ
紀文食品は、1994年から毎年発信を続けている「鍋料理」や「おでん」のアンケート結果やトピックスをまとめた「紀文・鍋白書」に関して、「紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2023」を発表した。ここでは、「おでん」に関する主なトピックスを紹介する。
■おでんによく入れる種ものは、全国平均で「ちくわ」が2年連続トップ
おでんによく入れる種ものは、全国平均では「ちくわ」(79.6%)が「大根」(74.1%)や「玉子」(70.0%)を抑えて、2年連続で1位を堅持した。4位以下は、「さつま揚げ(てんぷら・つけ揚」(69.4%)、「こんにゃく」(67.1%)、「餅入り巾着」(59.5%)、「ごぼう巻」(53.6%)、「厚揚げ」(52.4%)、「はんぺん」(47.4%)、「がんもどき・ひりゅうず」(39.2%)であった。
都道府県別でみると、全国平均でトップのちくわは、21都府県で1位となり、中でも最も入れると回答した人が多い県は石川県(93.6%)だった。全国的に地域の偏りは見られず、おでんによく入れている種ものといえそう。大根は、神奈川以西に散見し、さつま揚は東北地方に集中した。はんぺんは、関東地方の一部でのみ1位となった。
■おでんは主食か?おかずか?全国平均では「おかず」が約6割
おでんを「主食として食べる」か「おかずとして食べる」か聞いたところ、全国平均では、主食と答えた人42.8%に対し、おかずと答えた人が57.2%で優勢となった。年代別では、20代が約半数(主食49.1%/おかず50.9%)に分かれており、年齢が上がるほどおかず派(30代56.3%、40代58.0%、50代63.7%)が多くなる傾向が伺える。
■食べるとホッとする鍋は全国平均で「おでん」がトップ
「食べるとホッとする鍋」を聞いたところ、全国平均では「おでん」(32.8%)がダントツでトップとなった。以下、「寄せ鍋」(13.5%)、「すき焼き」(12.1%)、「水炊き」(10.9%)、「キムチ鍋」「しゃぶしゃぶ」(各9.9%)と続いた。「おでん」と回答した人を年代別に見ると、20代は28.7%だが50代は37.3%と8.6ポイントの差があり、年齢が上がるほどおでんを選んでいる傾向が伺える。
【紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2023】
調査対象:20代~50代以上の既婚女性4,700人(各都道府県100人/各年代25人)
調査日程:7月28日~8月4日
調査方法:インターネットによる自宅回答
調査機関:マクロミルおよび紀文食品
(外食.Biz)
2023年10月03日更新
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