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アロハテーブル、国内全店舗で再利用できるステンレスストロー本格導入
実証実験で安全性とオペレーションの両立を確認するとともに顧客からも高評価

ゼットンは、ハワイアン・カフェ&ダイニング「アロハテーブル」の国内全17店舗にて、10月1日よりお店で使用するストローを、紙ストローからステンレスストローに切り替えた。
同社では、2019年の紙ストロー導入以降も、更なる廃棄物削減に取り組める施策を検討し、ステンレスストローの利用が候補として挙がった。長期にわたって慎重に検討を重ねた結果、複数の洗浄方法を比較した有機物検査(ATP検査)による徹底的な衛生検査、実際に使ってもらったアンケート調査による顧客の満足度確認、店内でのオペレーション負荷を重視した実証実験を、国内の「アロハテーブル」3店舗において2月13日~5月31日に実施した。
まず、有機物検査の結果、有機物の検出値が所定の範囲内にあり、安全性を確認した。また、オペレーション上の問題は発生しなかった。そして、顧客アンケート調査では、紙製やプラスチック製と比較し、どのストローを使いたいかという質問に対しては、「ステンレスストローを使いたい」という声が最も多く、その理由には、「環境に良い」「紙ストローが嫌」「冷たさが良い」などが挙げられ、顧客自身が環境に配慮すること、またその一環としてステンレスストローの使用に関心を持っていることも感じられる結果となった。さらに、ストローで重視する項目が「口当たり」「味への影響」の2項目であることが分かり、この2点においてステンレスストローは高評価だった。
同社では、アロハテーブルでの運用を踏まえ、その他国内店舗への導入も予定している。ステンレスストローの導入などを通じて、社会全体での環境に対する意識の変化も期待する。そして、今後も、持続可能な環境を築く取り組みを積極的に推進していきたいとしている。
(外食.Biz)
2023年10月03日更新
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