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ポスタス、POSデータを基にした2023年8月度の飲食店売上動向を発表
売上は前年比125.4%と2ヶ月連続の上昇、全国キャッシュレス決済比率は43.9%と先月と変わらず
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2023年8月度の飲食店売上動向について「POS+」を導入している飲食店を対象にしたPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移
8月度の前年対比の売上伸長率は、前月から6.8pt上昇し、前年対比125.4%と、先月に引き続き上昇し、120%を超えるのは今年4月以降初めてとなった。エリア別の売上の前年対比は、7月に引き続き、全ての地方の平均が120%を突破。各地域の売上についても、引き続き上昇トレンドとなっている。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
キャッシュレス決済比率は、全国で43.9%と、先月と変わらず。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は、今月も52.1%と先月より0.2pt上昇し、50%以上をキープした。また、すべての地域でキャッシュレス比率がはじめて30%を突破した。業態別のキャッシュレス比率は、持ち帰り以外の業態で35%以上を突破。朝食、持ち帰りでのコード決済比率の割合が10%を超えた。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
ジャンル別に見ると、キャッシュレス決済比率が最高水準のフランス料理と鉄板料理は、ともにその比率が65%を超える。サラダ店のコード決済比率は、28.1%で他業種よりも比率が高い。キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率について、鉄板料理で90%以上を占める。持ち帰り販売、ラーメン、サラダ店で、コード決済比率が45%を占める。7月度から8月度で比較すると、引き続きコード決済の割合が全体で上昇した。専門料理・居酒屋で、電子マネーの利用比率の割合が微増となった。全国における決済方法では現金が最も多く56.3%で第1位。キャッシュレス決済方法では、クレジットカードが77.5%、次いでコード決済は15.7%。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が53.9%と先月より0.2pt減少した。
【集計1】
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年売上…2021年4月1日~12月31日/2022年売上…2022年1月1日~12月31日/2023年売上…2023年1月1日~8月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,404社
【集計2】
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様
(外食.Biz)
2023年09月27日更新
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