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インフォマート、決済・ファイナンス機能「BtoBファイナンス」の拡張を推進
ユーザーのさらなる利便性向上を目指し、金融機関等の事業者と幅広く協業を推進
インフォマートは、「BtoBプラットフォーム」による多様な価値提供の一環として、2020年より、決済・ファイナンス機能である「BtoBファイナンス」の拡張を進めている。その取り組みの一環として、NTTデータが提供する「TetraBRiDGE」との連携を10月より開始する。
同社が提供する「BtoBプラットフォーム」は、受発注や請求等、企業間の商取引に係わるバックオフィス業務のデジタル化を推進してきた。1998年のサービス提供開始以降、多くの企業に導入されており、利用企業数は今年9月現在で94万社を超え、2022年度の流通金額は30兆円を超える規模となっている。これらのサービスを通じてデジタル化に取り組んでいる企業は、一定の業務効率化が進んでいるが、決済・ファイナンス領域の業務は分断された別業務として存在し、効率化の必要性が残っている。そこで同社は、サービスを通じて、さらなる価値を提供すべく、多くの金融機関や決済・ファイナンスサービス等を提供する事業者と幅広く協業し、「BtoBプラットフォーム」に決済・ファイナンス機能を拡張する取り組み「BtoBファイナンス」を推進してきた。
その第1弾は、売り手(債権者)が発行した請求書を即座に資金化できる「電子請求書早払い」、第2弾は今年7月に売り手(債権者)の請求に係わる様々な業務をアウトソースすることができる「掛売決済」をリリースし、売り手(債権者)を決済・ファイナンス面で支援している。今回、第3弾として、NTTデータが提供する「TetraBRiDGE」との連携を開始する。本連携は、買い手(債務者)の業務を効率化するもので、「BtoBプラットフォーム 請求書」で受け取った請求データを金融機関に連携することで、スムーズな支払処理が実現する。
同社は、今後も、金融機関や決済・ファイナンスサービスを提供する事業者との提携を通じ、「BtoBファイナンス」のサービスを強化し、「BtoBプラットフォーム」ユーザーのさらなる利便性向上を目指していきたいとしている。
(外食.Biz)
2023年09月27日更新
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