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モスバーガー、「温室効果ガス削減の『見える化』ラベル」が表示できるレタスを採用
広島県内店舗で「モスファーム広島」生産の温室効果ガス排出量を5%以上抑えて作ったレタスを
モスフードサービスは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めているが、今回、農林水産省が「みどりの食料システム戦略」に基づき、実証事業として推進している「温室効果ガス削減の『見える化』ラベル」が表示できるレタスを、広島県内の「モスバーガー」全30店舗にて9月より順次採用すると発表した。広島県内のモスバーガーでは、「温室効果ガスの『見える化』ラベル」を店内に掲示するとともに、温室効果ガス排出量を5%以上抑えて生産しているレタスを「テリヤキバーガー」などレタスを使用するすべてのメニューに使用する。
今回「温室効果ガス削減の『見える化』ラベル」を表示できるレタスは、「モスファーム広島」で生産されたレタス。「モスファーム広島」は、2020年より安芸高田農場にてモスバーガー店舗で使用するレタスの生産を行ってきた。当初から有機肥料主体の栽培をすすめ、多様な土壌微生物を含む活性値の高い良好な農地土壌を形成している。緑肥や輪作、たい肥の利用など環境保全型農業を進めることで、土壌への炭素貯留を増進している。
農林水産省が実証事業として進めている「温室効果ガス削減の『見える化』ラベル」では、生産段階での温室効果ガスの排出量を計算し、地域の一般的な栽培方法と比較して削減率を算出している。今回、この算出で温暖化ガス排出量を5%以上抑えていると評価され、星1つのラベル表示が可能になった。
(外食.Biz)
2023年09月19日更新
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