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東京一番フーズ、第3四半期(令和4年10月~令和5年6月)の連結業績を発表
「とらふぐ亭」など飲食事業は売上高24.4%増、セグメント利益1億42百万円と増収増益を確保
東京一番フーズは、令和5年9月期 第3四半期(令和4年10月~令和5年6月)の連結業績を発表。売上高56億3300万円(対前年同期比20.4%増)、営業利益2億500万円(-)、経常利益2億2800万円(同50.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億6500万円(同47.2%減)であった。
同社グループは、飲食事業を起点に、卸売事業、加工事業、養殖生産事業を垂直的に展開する6次産業化を推進。その目指すところは、サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)力のある垂直統合型の総合水産企業の展開。目的は、グループ飲食店舗の顧客、外販先(飲食業者、小売業者、卸売業者等)とダイレクトに情報共有することで、すべての事業において顧客視点からの生産・物流等の業務の改善、イノベーションの推進による新たな価値の創造にある。
飲食事業においては、水産物SCMによるトレースが確認できる安心・安全な食材の調達と職人の技を駆使した満足度の高い料理・サービスの提供をモットーとしている。また、ポテンシャルの高い海外市場に向けた水産物の事業展開を図るため米国ニューヨークに出店しているシーフードレストランにおいては、水産物6次産業化体制を基盤とするサスティナビリティが評価されて業績は順調に推移している。
セグメント別業績は、「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」「寿し常」やNYの「シーフードレストランWOKUNI」等を運営する飲食事業が売上高50億76百万円(前年同期比24.4%増)、セグメント利益1億42百万円(前年同期はセグメント損失2億50百万円)。外販事業は、売上高5億56百万(同7.1%減)、セグメント利益54百万円(同32.4%減)であった。
なお、令和5年9月期 通期(令和4年10月~令和5年9月)の連結業績予想は、売上高72億5200万円(対前年同期比19.6%増)、営業利益1億1100万円(-)、経常利益1億2100万円(同55.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1億300万円(同15.1%減)を見込む。
(外食.Biz)
2023年09月15日更新
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