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BtoBプラットフォーム 規格書、「食品大目付そうけんくん」とデータ連携へ
食品表示ラベルと商品規格書の作成にかかる工数や手間を削減し業務効率化を実現

 インフォマートは、「BtoBプラットフォーム 規格書」と、フジサンケイグループのシンクタンク㈱エフシージー総合研究所が提供する、原材料・栄養成分表示作成システム「食品大目付そうけんくん」が6月下旬からデータ連携を開始すると発表した。これにより、食品表示ラベルと商品規格書の作成にかかる工数や手間が削減され、ユーザーの利便性向上、外食企業や食品メーカーの業務効率化を実現するとしている。

 新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」に移行され、店内飲食の回復が進む中、コロナ禍で定着したテイクアウト販売を継続する飲食店も多い状況だ。この状況から、飲食店では、食品表示ラベル(一括表示)の作成や貼付け等、商品・品質に関する情報を提供する機会が多くなっている。このような中で、食品表示ラベルの作成に必要な原材料情報の回収に時間や手間がかかり、飲食店や食品メーカー等の業務負荷が課題となっている。
 今回の「BtoBプラットフォーム 規格書」と「食品大目付そうけんくん」のデータ連携により、「BtoBプラットフォーム 規格書」(買い手機能)で回収した原材料や栄養成分等の情報をCSVデータでダウンロードし、「食品大目付そうけんくん」にアップロードすることで、食品表示ラベルに必要な情報の回収時間や手間が大幅に削減され、法令に遵守したラベルを正確かつ迅速に作成することが可能になる。「食品大目付そうけんくん」で作成した商品名や原材料、栄養成分等の食品表示ラベルの情報を「BtoBプラットフォーム 規格書」(メーカー機能)に取り込むことができるため、商品規格書に記載する情報の精度を統一することができる。また、「BtoBプラットフォーム 規格書」(メーカー機能)での商品規格書の作成・提出にかかるコストや時間削減の他、転記間違い等の人的ミスが軽減でき、得意先対応のスピードアップにもつながる。というように、これまで食品表示ラベルや商品規格書の作成・管理にかかっていた時間の短縮や、転記間違い等の人的ミス軽減等の業務効率化を実現する。
 

(外食.Biz)
2023年06月09日更新

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