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ダスキン、2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の連結業績を発表
ミスドを主力とするフードグループは、売上高11.6%増、営業利益51.2%増と増収増益を確保

 ダスキンは、2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の連結業績を発表。売上高1704億9400万円(対前年比4.5%増)、営業利益86億3700万円(同12.7%減)、経常利益113億7500万円(同6.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益71億9600万円(同11.5%減)であった。
 フードグループは、主力事業であるミスタードーナツの全店合計“お客様売上”が増加し、原材料売上、ロイヤルティ売上が増加したこと等により、売上高は、前年同期から50億61百万円(11.6%)増加し488億79百万円、営業利益は、同18億53百万円(51.2%)増加し54億73百万円となった。
 ミスタードーナツは、前期3月に続いて11月に一部商品の価格改定を実施したが、その後も好調を維持し、来店客数、客単価とも前期を上回った結果、1店当たりの“お客様売上”は前期を上回った。更に、新規出店等により稼働店舗数が増加したことも加わり、全店合計“お客様売上”も前期を上回った。
 フードグループのその他の事業は、とんかつレストラン「かつアンドかつ」が増収となったものの、店舗数が減少したパイ専門店「パイフェイス」が減収となったこと及び2021年11月に蜂屋乳業の全株式を譲渡しアイスクリーム事業から撤退したこと等により、全体では減収となった。
 なお、2024年3月期 通期(2023年4月~2024年3月)の連結業績予想は、売上高1787億円(対前年比4.8%増)、営業利益45億円(同47.9%減)、経常利益65億円(同42.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益44億円(同38.9%減)を見込む。
 

(外食.Biz)
2023年06月09日更新

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