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GYRO HOLDINGS、ヴィクセス傘下のESOLAなど2件同時にM&Aを実施
事業基盤の強化と商圏エリアの拡大を目的に!グループで95業態・232店舗に

 GYRO HOLDINGSは、㈱ヴィクセス傘下の㈱ESOLAの株式を取得し、子会社化すると発表した。また同日、同社の子会社である㈱パートナーズダイニングと㈱ティーケーエスは、「yaesu海老talianバル ルクア大阪梅田店」「かきカツオLINKS UMEDA」「焼はまぐりstandLINKS UMEDA」「幸の鳥」の関西3店舗、東京1店舗、計4店舗の飲食店の事業譲渡契約を締結した。
 今回のM&Aの主要目的は、事業基盤の強化と商圏エリアの拡大にある。事業基盤の強化については、同社は既に多岐に渡るブランドを展開しているが、さらに幅広い業態を有することにより、食材の安定的な供給、コストの削減、そして品質の安定的な維持を図るだけでなく、多様な業態を抱えることで多様化する顧客のニーズに応え、顧客満足度の向上つながる。商圏エリアの拡大については、ESOLA社が中国・山陰地方などに店舗を持つ一方で、「yaesu海老talianバル」などを運営する事業会社は関西エリアを中心に店舗を展開しており、これら2つの企業を傘下に持つことにより、都市部を中心に出店を進めている同社にとって、地方郊外エリアへの進出機会が一挙に拡がる。
 つまり、今回のM&Aは、流通の可能性/顧客の選択肢の拡がり/新たな出店の可能性という意味において非常に戦略的なものと位置付けている。なお、今後は、これまでの経験を活かし、傘下となった飲食業態のフランチャイズ展開にも注力していきたいとしている。
 

(外食.Biz)
2023年06月05日更新

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