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SRS ホールディングス、第3四半期(令和3年4月~12月)の連結業績を発表
業態別売上高、和食さと36.5%増、にぎり長次郎23.0%増、さん天11.2%増、家族亭29.4%増

 SRSホールディングスは、令和5年3月期 第3四半期(令和4年4月~12月)の連結業績を発表。売上高402億6600万円(前年同期比28.4%増)、営業損失6億1000万円(-)、経常損失6億6100万円(-)、親会社株主に帰属する四半期純損失8億8600万円(-)であった。
 同社は、昨年12月27日開催の取締役会において、全国に唐揚げ専門店「鶏笑」を展開する㈱NISの全株式を取得することを決議し、2月1日付で子会社化した。NISは、テイクアウト唐揚げ専門店の競争が激化する中、創業12年で業界最多規模となる約50店舗を国内外に展開している。同社は、本件を通じて、国民食、日常食として定着している唐揚げのテイクアウト事業に参入することで、新中期経営計画の中核骨子に掲げている「中食需要の取り込み」や経営ビジョンである「100年企業として必要不可欠な社会的インフラを目指す」を実現しながら、低価格帯のポートフォリオを更に強化することが可能としている。
 また、グループ一括買い付けによる原材料のコストダウンや、新商品の開発、既存事業とのコラボレーション等によりグループシナジーを具現化することで、鶏笑各加盟店の更なる収益アップや、同社グループの中食事業のより一層の拡大を図っていく。また、「コロナ影響からの早期回復と既存事業の収益力強化」を基本方針とする中期経営計画の達成に向けたその他の取組みとして、㈱家族亭の本社をグループ本社に統合し、固定費の削減を進めたほか、業績不振店舗の閉店および業態転換等による収益性の改善や、グループ各業態アプリに共通スタンプ機能を追加し、各業態間の相互送客を促進するなど、アフターコロナを見据えた施策の加速や既存事業の収益力協会に継続して注力した。
 店舗数は、国内が4店舗(うちFC等1店舗)の出店、11店舗の閉店、海外が3店舗(同3店舗)の出店、2店舗(同1店舗)の閉店の結果、グループ店舗数は国内583店舗(同78店舗)、海外22店舗(同18店舗)の計605店舗(同96店舗)となった。
 業態別の売上高は、209店舗を有する「和食さと」業態が175億84百万円(前年同期比136.5%)、67店舗を有する「にぎり長次郎」業態が90億33百万円(同123.0%)、41店舗を有する「天丼・天ぷら本舗 さん天」業態が21億80百万円(同111.2%)、66店舗を有する「家族亭」業態が32億25百万円(同129.4%)となった。
 なお、令和5年3月期 通期(令和4年4月~令和5年3月)の連結業績予想は、売上高540億円(前年同期比25.9%増)、営業損失7億円(-)、経常損失8億円(-)、親会社株主に帰属する当期純損失15億円(-)を見込む。
 

(外食.Biz)
2023年02月06日更新

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