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スマホアプリ「うちれぴ」による生活改善と食品ロス削減の実証実験を実施
「もったいない」と倫理観に訴えるだけでなくインセンティブのある提案が消費者に与える効果を検証

 東芝テック、東芝データ、サッポロホールディングス、GIG、日本総合研究所、フラー、ユニバースの7社は、家族の食生活の改善および家庭系・事業系の食品ロスの削減を支援するスマートフォンアプリのサービスが、消費者にどの程度受け入れられ、効果を出せるのかを検証する実証実験を1月17日~2月17日に青森県・岩手県・秋田県の「ユニバース」全57店および100名のモニター自宅にて実施すると発表した。
 国内における食品ロス量は、2020年度時点で522万トンに上り、それを企業などが排出する事業系(275万トン)と消費者が排出する家庭系(247万トン)でおよそ半々ずつ分け合っていると推計されている(農水省プレスリリース)。2015年度以降、食品ロス量は減少しているものの、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にはこれまで以上の削減が必要とされる。
 本実証実験では、参加するモニターの苦手食材データのほか、日々の食品の購入履歴データや食生活データなどを基に、食生活の改善を促す行動をスマートフォンアプリが提案し、モニターとその家族の食生活の改善に対する効果を検証する。また同時に、食材の使い切りや食べ切り、そして野菜の皮なども使った調理を促す提案や過剰在庫が発生した食材の購入の提案を行うことによる、食品ロスの削減効果について検証する。
 具体的には、スマートフォンアプリ「うちれぴ」を通じて、食生活の改善および食品ロス削減の観点から購入する食材や食生活に対する提案を行い、モニターの実際の行動に対する効果を測定する。「うちれぴ」には、電子レシートサービス「スマートレシート」を介して、スーパーマーケット「ユニバース」での購入履歴が自動連携され、また、モニターも食生活データ(食事を食べ切った後の食卓の写真など)を自ら登録していく。このようにして蓄積された購入履歴と食生活データ、そして事前登録された苦手食材データを基に、「うちれぴ」は、モニターとその家族の食生活の改善と食品ロスの削減を促す行動(朝食を食べる、苦手食材を利用したレシピを作る、ご飯を残さず食べるなど)の提案である「クエスト」を提示する。また、店舗で発生する食品ロスを削減するために、過剰在庫が発生した食材の購入を提案するクエストも提示する。クエストにはそれぞれ、食生活データの登録といった達成条件が設定されており、達成時には、クエストごとに設定されたポイント(ユニバースで利用できるRARAポイントに交換可能)が付与される。
 

(外食.Biz)
2023年01月19日更新

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