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日本百貨店協会、10月の百貨店売上高は前年比11.4%増と8ヶ月連続で前年を上回る
コロナ前との比較では、2019年比は13.1%減、2018年比でも6.6%減と、一段と回復傾向を強める

 日本百貨店協会は、調査対象百貨店71社・186店の2022(令和4)年10月度の全国百貨店売上高概況を発表。売上高は4281億9198万円(店舗調整後前年比11.4%増)と8ヶ月連続で前年を上回った。入店客数も9.4%増と、こちらも8ヶ月連続で前月を上回った。
 10月は、比較的安定した感染状況を背景に、外出機会や全国旅行支援等による人流の増加があったことで、会員向け施策・物産展等の各種企画催事が盛況だった。一部店舗では改装効果も見られた。また、高額商材の増勢が続いている他、主力の衣料品や服飾雑貨においても、気温低下や旅行需要などから、秋冬アイテムの動きが本格化し好調に推移した。コロナ前との比較では、消費増税の影響があった2019年比では13.1%増、特殊要因のない2018年比では、前月(9月:2018年比6.5%減)とほぼ同水準の6.6%減だが、一部店舗で2018年実績を超えるなど、一段と復調傾向を強めている事例も見られた。
 顧客別では、インバウンドが、水際対策の大幅緩和や円安の影響から335.2%増(7ヶ月連続/シェア3.2%)となった。コロナ前の2019年比では46.6%減と、未だ半減の状況ではあるが、前月より17.1ポイント改善した。国内市場も堅調で8.7%増(8ヶ月連続/シェア96.8%)、2019年比では17.4%増であった。
 地区別では、前月に続き、全地区で対前年増となった。大都市(10都市/13ヶ月連続/14.5%増)と地方(10都市以外の地区/7ヶ月連続/3.5%増)の伸び率格差は、前月より5.1ポイント縮小した。
 商品別では、主要5品目のうち、4品目で前年実績を超え、高額品(身のまわり品、美・宝・貴)や菓子、惣菜、家電は、2018年実績もクリアした。高伸するラグジュアリーブランドや時計・宝飾品等では、一部で価格改定前の駆込み需要も見られた。菓子は引き続き手土産・ギフト需要から二桁の伸びを示している他、天候与件もあってコートやジャケットなど重衣料も好調だった。おせちやクリスマスケーキの予約は、WEB施策等も奏功し堅調な滑り出しを見せている。
 商品別売上高は、食料品が1087億7540万円(店舗調整後・前年増減率6.4%増)、食堂喫茶95億8537万円(同18.3%増)、衣料品1307億2738万円(同12.1%増)、身のまわり品678億9079万円(同24.9%増)、雑貨823億7916万円(同10.3%増)、家庭用品150億2879万円(同2.8%減)、サービス42億9146万円(同16.4%増)、その他95億1363万円(同4.3%増)、商品券56億1603万円(同4.0%減)であった。
 

(外食.Biz)
2022年11月28日更新

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