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安楽亭、上半期(2022年4月~9月)の連結業績を発表
セグメント別売上高、安楽亭38.0%増、七輪房22.4%増、アークミール34.0%増などに

 安楽亭は、2023年3月期 第2四半期(2022年4月~9月)の連結業績を発表。売上高139億300万円(対前年同期比35.5%増)、営業損失5億100万円(-)、経常損失3200万円(-)、親会社株主に帰属する四半期純損失3億1300万円(-)であった。
 同社グループは、経営理念である「食を通じて地域社会の豊かな生活文化の向上に貢献する」に基づき、顧客の基本ニーズである「安全・安心」に徹底してこだわった「自然肉100%」の商品提供を堅持するとともに、店内の衛生管理を強化・徹底し、安心して来店してもらえる環境づくりに注力してきた。また、消費者の意識・行動の変容を的確にとらえ、収益力を維持向上させていけるよう、新メニュー開発やフェア企画の実施を積極的に進めたほか、本格カレーのテイクアウト販売「カレー屋あんらくん」、韓国風ファストフードの移動販売業態「Raku Kitchen安楽亭」等、ブランド及び運営形態に関する実験的な取り組みも行ってきた。
 コスト対策として、DXや業務改善による店舗人員体制の最適化、本社等間接経費の削減等、構造的なコスト見直しや生産性向上にも着手している。また、採算悪化していた店舗を含め、グループ計24店舗を閉店した。
 セグメント別業績は、161店舗(うち直営112店舗)を有する安楽亭業態が売上高53億97百万円(前年同期比38.0%増)、セグメント利益(営業利益)0百万円(前年同期はセグメント損失5億95百万円)。24店舗(うち直営19店舗)を有する七輪房業態は、売上高8億55百万円(同22.4%増)、セグメント損失(営業損失)7百万円(同セグメント損失1億27百万円)。「ステーキのどん」や「フォルクス」など直営130店舗を有するアークミールは、売上高74億23百万円(同34.0%増)、セグメント損失2億31百万円(同セグメント損失8億10百万円)。焼肉食べ放題の「えんらく」など8店舗(うち直営5店舗)を有するその他業態が売上高2億27百万円(同109.0%増)、セグメント損失15百万円(同セグメント損失46百万円)であった。
 なお、2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の連結業績予想は、売上高281億9600万円(対前年同期比20.1%増)、営業損失5億7100万円(-)、経常損失9400万円(-)、親会社株主に帰属する当期純損失6億5100万円(-)を見込む。
 

(外食.Biz)
2022年11月22日更新

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