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日本政府観光局、8月の訪日外客数は169,800人と5ヶ月連続で10万人を上回る
2019年同月数値と比較すると入国制限の影響等により、93.3%減といまだ大きく下回る

 日本政府観光局(JNTO)は、2022年8月の訪日外客数推計値を発表。訪日外客数は、前年同月比555.2%増の169,800人と5ヶ月連続で10万人を上回った。
 2020年1月下旬以降のCOVID-19の世界的な拡大により、日本を含め多くの国々で感染状況に応じた出入国制限の緩和・強化が繰り返されてきたが、一部の国・地域を除き、世界的に緩和の動きが加速している。
 日本においては、6月から外国人観光客の添乗員付きパッケージツアーの受入れが始まっているところ、8月の訪日外客数は169,800人(前年比555.2%増)と5ヶ月連続で10万人を上回ったが、COVID-19の影響前の2019年同月数値と比較すると入国制限の影響等により、93.3%減といまだ大きく下回っている。なお、日本政府は、今月7日から3回目のワクチン接種完了者について検査証明の提出を不要とするとともに、添乗員の同行を伴わないパッケージツアーの受入れを開始した。
 今後も、各国・地域の感染状況や出入国規制の変化、ウクライナ情勢による航空便への影響等を注視しつつ、インバウンドの本格的な再開に備えて地域の受入環境整備(持続可能な観光への取組強化、ポストコロナの旅行ニーズへの対応など)とともに、きめ細かなプロモーションなどに努めていく必要がある。
 なお、市場別では、ベトナムが33,000人で最も多く、韓国28,500人、米国15,800人、中国12,300人の4ヶ国で1万人を超えた。次いで、フィリピン7,800人、インドネシア6,900人、インド5,500人、タイ5,100人、台湾5,000人、英国3,900人、フランス・ドイツ各3,500人、豪州2,700人、マレーシア2,200人、カナダ2,000人、シンガポール1,800人、イタリア1,600人、香港1,300人、スペイン1,100人と前月よりさらに1千人を超える国が増えた。
 

(外食.Biz)
2022年09月22日更新

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