トピックス

日本冷凍食品協会、令和3年冷凍食品の生産・消費速報値を公表
冷凍食品の国内生産、数量2.9%増、工場出荷額5.2%増とともに前年を上回る

 一般社団法人日本冷凍食品協会は、令和3年(1月~12月)の冷凍食品の生産・消費調査結果の速報値を公表。国内生産量は2.9%増、出荷額も5.2%増とともに前年を上回った。
 冷凍食品の国内生産は、数量が1,596千トン(前年比102.9%)と前年を上回り、過去最高だった平成29年の1,600千トンとほぼ同水準に。金額(工場出荷額)は、7,371億円(同105.2%)とこちらも前年を上回った。家庭用は、数量が799千トン(同103.6%)と7年連続増となり、金額も3,919億円(同105.2%)と前年を上回るとともに、数量・金額とも過去最高を記録した。業務用は、数量が798千トン(同102.3%)、金額が3,451億円(同105.3%)と、3年連続の減少から増加に転じた。数量では、わずかながらも家庭用が業務用を初めて上回った。金額では、前年に初めて家庭用が業務用を上回ったが、令和3年も同様の結果となった。
 輸入冷凍食品では、財務省貿易統計による冷凍野菜輸入量は1,072千トン(同103.8%)で、前年に6年ぶりに減少していたのが再び増加した。輸入額も2,034億円(108.9%)と増加し、調査開始以来最高となった。また、調理冷凍食品は、輸入量が236千トン(同92.6%)、金額が1,544億円(同98.4%)となり、数量、金額ともに前年を下回った。輸入量のうち、業務用は179千トン(同89.3%)、家庭用56千トン(同105.4%)となり、金額では業務用は1,127億円(94.1%)、家庭用は417億円(112.2%)と、業務用は量、金額とも大幅に減少し、家庭用では量、金額とも増加した。
 国内消費量(「冷凍食品国内生産量」「冷凍野菜輸入量」「調理冷凍食品輸入量」の合計)は、2,905千トン(同102.3%)と前年の減少から増加に転じた。これを総人口(125,502千人)で割った国民1人当たりの年間消費量は 0.5kg増の23.1kg (同102.2%)と、再び23kg台になり前年を上回った。また金額ベースも1兆949億円(同104.9%)と増加した。
 なお、調理冷凍食品の輸入については、協会会員だけを対象にした調査であり、会員以外の商社、流通業者等が輸入しているものを考慮すると、実際の「消費量」はこの2,905千トンを上回るものと考えられるとしている。
 

(外食.Biz)
2022年05月12日更新

最新ニュース

ページのトップへ戻る