外食ドットビズ

トピックス

ミヨシ油脂、植物由来のプラントベース食品に関する消費者調査を実施
認知度は70%超えるも味に課題、実食率の高い代替肉には辛口評価

 ミヨシ油脂は、昨今話題の大豆ミートなど動物性原料ではなく、植物由来の原材料を使用した食品である「プラントベース食品」に関する調査を、全国の消費者約2000人を対象に2021年11月15日~11月17日で実施した。
■プラントベース食品の認知度は約70%と高い一方で、実食経験者は約44%と低い
 まず、「プラントベース食品を知っていますか?」という質問に対し、36.3%が「具体的に知っている」と回答。「聞いたことがある」(37.3%)を含めると、プラントベース食品の認知度は70%を超えることが分かった。
 次に、プラントベース食品についてのイメージについて10個の項目を提示し、「とてもそう思う」「ややそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」の5段階で評価を求めた。「栄養価が高そう」(51.3%)、「安心安全な原材料を使っている」(56.8%)、「健康に良さそう」(67.3%)、「地球環境にやさしそう」(53.2%)と、健康面、安全性、環境配慮に関する項目ではポジティブな評価(とてもそう思う+ややそう思う)が目立った。味のイメージに関しては、「おいしそう」「風味がよさそう」「食感がよさそう」「満足感がありそう」に対して「あまりそう思わない」・「まったくそう思わない」と回答したのはそれぞれ20%程度で、評価は高くないもののネガティブなイメージが強いわけではないことが分かった。
 また、食べたことがあるプラントベース食品について質問したところ、「食べたことがない」(56.3%)が過半数を占めた。「食べたことがある」が20%を超えた食品は「大豆ミート・グルテンミートなどの代替肉」(27.0%)と「植物性ミルク(豆乳・オーツミルクなど)」(22.0%)のみだった。

■「味の改良に期待する」と答えた消費者は約4割、実食経験者は「物足りなさ」を感じている
 実食経験者に対して、食品ごとの「味」の感想を「おいしかった」「おいしくなかった」「満足感があった」「物足りなかった」「味が濃かった」「味が薄かった」「風味や食感に違和感がなかった」「風味や食感に違和感があった」の8項目で評価を求めた。評価が最も高いのは「植物性ミルク」で、回答者の57.5%が「おいしかった」と回答、次いで「植物性ツナなどの代替魚」(51.7%)が高く、過半数が「おいしかった」と回答したのはこの2品目のみだった。
 実食経験率の高い「代替肉」に関しては、「物足りなかった」が16.0%、「風味や食感に違和感があった」が15.7%だった。特に「風味や食感に違和感があった」の回答率は全9食品の平均値(8.9%)と比べると高く、6.8ポイントもの差があった。「代替肉」の実食率は高いものの、味の満足度には課題が残る結果となった。
 「プラントベース食品に今後期待することは何ですか」という質問に対して、「特にない」を含めた8項目で回答を求めた。最も期待されたのは「低価格化」(45.8%)で、次いで「味の改良」(40.1%)となった。「安全性の確認」(34.2%)も比較的高く、加えてイメージ調査でも「安心安全な原材料を使っている」とイメージした回答者が半数以上いたことから、消費者の期待感が伺える。

【調査概要】
調査対象:全国の20~79歳の消費者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月15日~2021年11月17日
有効回答数:2155
 

(外食.Biz)
2022年01月14日更新

最新ニュース

ページのトップへ戻る