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インフォマート、「ねぎし」が「HANZO自動発注」と「メニューPlus」の運用開始
AIを活用した発注業務自動化で、人材育成や食品ロスの課題解決へ

 インフォマートは、ねぎしフードサービスが運営する「牛たん とろろ むぎめし ねぎし」の全店舗(一部デリバリー専門業態店舗を除く)にて、㈱Goalsが提供するAI需要予測型自動発注クラウドサービス「HANZO 自動発注」の運用ならびに、同社が提供する「メニューPlus」の展開も開始したと発表した。
 「ねぎし」は、2008年に「BtoBプラットフォーム 受発注」を導入し、発注・請求業務のシステム化を実現。しかし、発注数量の算出は独自の仕組みで作成・管理していたので、発注準備の業務は依然として負荷が残っていた。発注数量は、各店舗担当者が来客予測から食材数量を計算しており、このスキルはマニュアル化が難しいとされてきた。担当者に頼った発注業務や、店舗ごとの発注数量にばらつきが生じ、さらに、店舗に食材を供給する役割であるセントラルキッチンの製造計画にも影響が発生していた。
 今回、全店舗で「HANZO 自動発注」の運用を開始し、「メニューPlus」も全店舗で活用できるよう展開を開始した。「HANZO 自動発注」は、来客数やメニューの出数をAIで予測し、自動で発注数を算出する。発注から納品までの日数を加味しながら、発注作業の自動化を可能にする。「メニューPlus」は、メニューのレシピ情報だけではなく、店舗ごとのレシピ原価の“見える化”や調理工程の管理・共有のデジタル化が実現する。両システムは容易に連携でき、「HANZO 自動発注」で利用するレシピ情報を「メニューPlus」で作成・管理し、発注の自動化を実現している。
 さらに、発注業務をAIで効率化することで、店舗従業員の負荷軽減にも貢献する。今後、少子高齢化が進み、労働力の確保がますます厳しくなることが想定される中、「ねぎし」では、店長やベテランのスタッフには、来店客への対応や従業員の教育に注力してもらうことで、1人1人生産性の向上を図る。
 外食産業における発注業務は原価率、食品ロスの量を左右し、会社の収益へも大きく影響する。「HANZO 自動発注」と「メニューPlus」を利用することで、外食産業全体の共通課題である発注業務の効率化が実現する。両社では、「ねぎし」が目指す「年間3,400時間以上の発注業務の負荷軽減やフードロスの削減」を支援していきたいとしている。
 

(外食.Biz)
2022年01月12日更新

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