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サッポログループ物流などが「グリーン物流パートナーシップ会議」で共同受賞
異業種6社の2拠点中継共同輸送による環境負荷低減・労働環境改善を実現

 サッポログループ物流㈱は、鈴与㈱、中部抵抗器㈱、㈱Mizkan Logitec、三菱電機ロジスティクス㈱、プラスチック製品製造メーカーの5社とともに、愛知県小牧市・静岡県静岡市の2拠点中継型の共同連携輸送を実施することでCO2排出量削減等の環境負荷低減とドライバーの労働環境改善を実現し、「令和3年度グリーン物流パートナーシップ会議」国土交通省公共交通・物流政策審議官表彰を受賞したと発表した。
 地球温暖化や環境負荷低減のために、物流分野におけるCO2排出量削減の取り組みとして、ハード面の輸送機器・物流施設の改良や、ソフト面の輸送ルートの見直し・効率化に加えて、荷主と運送事業者間が連携することによる物流の全体プロセスでの効率化が必要となっている。また、運送業界ではEC事業の拡大等により物流需要が伸長する一方、ドライバー不足による慢性的な車両不足が続いており、女性や60歳以上のドライバーなども働きやすい労働環境の実現が急務だ。さらに、2024年には、ドライバー残業時間上限規制が始まるため1台あたりの走行距離を削減しなくてはならない状況となっている。
 本取り組みは、業界を超えた荷主5社の貨物を、運送事業者である鈴与の荷台と車体の切り離しが可能なスワップボディ車を活用して、千葉~大阪の中間地点に位置する静岡県静岡市・愛知県小牧市の2拠点で中継輸送を行うことで、長距離輸送を無くした。この共同連携輸送により、輸送車両台数の削減や実車率の向上、作業時間および待機時間の削減を図り、環境負荷の低減に加え、ドライバーの労働環境改善を同時に実現した。
 今回の受賞は、鈴与が構築したDXの仕組み「Cargo Navi」を用いて「物流の可視化」を達成したことに加え、サッポログループのAIを活用した商品需給計画の仕組みである「SCPlanningシステム」によって「貨物量の平準化」を成し遂げ、毎日の定期運行が実現したこと、また、中部抵抗器の調達輸送と三菱電機ロジスティクス製品輸送を組み合わせるなどの取り組みにより空車距離を極限まで削減し実車率を最大化したことで、環境負荷低減と物流生産性の向上に貢献をしたことが評価されたもの。
 連携企業6社全体で、環境負荷の低減として「CO2排出量を158.2t/年(約37%)削減」、運行効率の向上として「実車率93.6%」、車両台数の削減として「増トン車500台/年(約40%)削減」の効果が見込まれている。
国土交通省「令和3年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者」:https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000579.html
 

(外食.Biz)
2022年01月11日更新

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