外食ドットビズ

トピックス

セイコーHD、コロナ禍で広がり加速する時間の多様性「時間白書2021」発表
新たに生まれた「豊かな時間の使い方」とは?これまで以上に「時間」と向き合い始めた日本人

 セイコーホールディングスは、6月10日の「時の記念日」にちなみ、生活者に時間についての意識や実態を探る調査を2017年から毎年実施、今年も「セイコー時間白書2021」として発表した。
 コロナ禍が本格化して1年が経過。仕事やプライベートを問わず生活環境が大きく変化したことによって、「時間の使い方」は多様化し、時間をどう使うか、時間の価値を改めて見つめ直した人も少なくないよう。「セイコー時間白書」では、コロナ禍において創造された時間の新しい価値や、時間の使い方の多様性を“レガシー(社会の資産)”にすべく、多様化した時間の使い方や深まった時間への意識を探り、ひもとく。
■コロナ禍で気付いたこれからも維持したい時間は、「趣味の時間」と「家族との時間」
 私たちの生活を大きく変化させたコロナ禍だが、弊害だけではなかった。コロナ禍で増えて良かった時間を聞くと「趣味の時間」(39.4%)や「家族とのコミュニケーション時間」(36.1%)、「食事の時間」(27.2%)が挙げられた。一方、減って良かった時間には「会社の飲み会・食事会の時間」(33.3%)や「通勤時間」(28.8%)などが挙げられた。
 増えて良かった時間の中で、今後も維持したい時間を聞くと「趣味の時間」(38.2%)と「家族とのコミュニケーション時間」(36.8%)が選ばれた。コロナ禍という逆境だからこそ、気付くことができた大切な時間だ。そこで、コロナ禍で生まれた「幸せな時間の使い方」を聞くと、さまざまな時間の使い方が寄せられた。人それぞれが、自分のペースや趣向にあった豊かな時間の使い方に気づき、実践していることが感じられる。
■オフタイムの時価が上昇し1万円超え!プライベートな時間がより一層大切に
 自分の1時間の価値(=時価)を値付けしてもらった。仕事や家事・勉強をするオンタイムは1時間4,253円となり、20年4,443円よりやや下がった。一方、プライベートなオフタイムは1時間12,992円と、20年8,346円から+4,646円、17年6,298円から+6,694円と2倍以上も高くなっている。
 オンタイムとオフタイムの価格差は年々広がり、17年は2,629円差、20年は3,903円差だったものが、21年には8,739円もの大差になっている。オフタイムの価値がそれだけ高くなり、大切な時間として認識されているよう。
■リモートワーカーの仕事の裁量度80%に伸長、前年比4.4ポイントアップ
 次に、有職者を対象に、重要なオンタイムとなる自身の仕事の進め方について聞いた。すると、「自分の裁量で時間をコントロールしながら進められる」(24.5%)、「業務量など、タスクによっておおよそ決まるが、ある程度自分で進められる」(38.6%)と、働く人の63.1%が自分の裁量で仕事がコントロールできる環境にいる。リモートワークする人では80.8%が自分の裁量でコントロールができ、リモートワークしない人(56.5%)より24ポイントも高くなっている。
 リモートワーク元年の2020年と比較すると、有職者全体の裁量度はほほ横ばい(62.3%→63.1%)だが、リモートワーカーでは76.4%から80.8%へと4.4ポイント伸びている。
■体感速度、2020年は例年の2倍の速さで過ぎ去ってしまった
 2020年を振り返って、それまでの年に感じていた時間の速度を1倍速としたとき、2020年の時間の速度はどのくらいに感じたか聞いた。すると、2020年の体感速度は平均で2.03倍という結果になった。
 年代別で見ると10代2.66倍、20代2.31倍と若い世代の体感速度が速く、学生は2.57倍。また、有職者1.88倍より専業主婦・主夫2.04倍の方が速く感じている。
■コロナが収束したら、「友人と外食」「配偶者と旅行」を堪能したい!
 コロナが収束したら、誰と何をしたいか聞いた。外食は「友人」(55.6%)や「配偶者」(39.5%)、「子ども」(31.8%)としたい、旅行は「配偶者」(40.2%)や「友人」(32.6%)としたい、映画は「友人」(24.0%)や「配偶者」(21.8%)だけでなく「1人で」(18.7%)見たい人も。遊園地は「友人」(28.9%)や「配偶者」(25.6%)や「子ども」(23.3%)。スポーツは「友人」(20.8%)と一緒か「1人で」(20.4%)、コンサートは「友人」(24.8%)と楽しみたい、という結果になった。

【調査概要】
実施時期:4月28日~5月10日
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国の10代~60代の男女1,200人(男女各600人・各年代別に男女各100人ずつ、10代は15歳以上)
※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため100%にならない場合あり。金額は小数点第1位以下を四捨五入
 

(外食.Biz)
2021年06月11日更新

最新ニュース

ページのトップへ戻る