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まねーぶ調べ、消費者500人にキャッシュレス決済に関する意識調査
キャッシュレス利用者は96.2%、現金利用一切なしの完全キャッシュレス民も7.5%

 ㈱GVが運営する、クレジットカードや電子決済等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、消費経済リサーチルーム 松崎のり子氏監修のもと、全国20代~60代の消費者500人にキャッシュレス決済に関する意識調査を行った。
 以前まで日本は“現金大国”と呼ばれるほどキャッシュレス化に後れをとっていたが、ここ近年の経済産業省による導入支援や還元事業など様々な推進政策により、「キャッシュレス決済」は消費者にとって利便性の高い決済手段として急速に普及している。
 キャッシュレス決済の利用状況について調査したところ、「キャッシュレス決済利用あり」(96.2%)と大多数の人に普及している結果であった。また、キャッシュレス決済利用ありと回答した人を対象に、現金併用と完全キャッシュレス決済の利用内訳について調査したところ、「完全キャッシュレス決済(現金利用一切なし)」は7.5%と1割未満ながらも一定数いることも明らかになった。
 この結果に対して、松崎氏は、『9割を超える人がキャッシュレス決済を利用しているとの結果は、「現金で払うよりおトク」という意識が広まったことが大きいと思われます。きっかけになったのは2019年から実施された政府のキャッシュレス・ポイント還元事業ですが、新型コロナの感染不安も現金離れに拍車をかけた一因でしょう。政府が掲げる「2025年までにキャッシュレス決済比率を約4割へ」という目標は、案外早く達成されるかもしれません。ただし、決済手数料の負担を避けたいキャッシュレス未対応店舗も多く、また、「現金でないと使いすぎるのでは」という利用者側の根強い不安もあるため、店側・決済事業者・消費者それぞれに課題は残されています。
 また、完全キャッシュレス派が挙げるメリットの一つが「管理のしやすさ」。小銭を持つわずらわしさがなく、利用履歴が残るので、いくら支出しているかが明確になる点です。家計管理の基本は、自分の支出額を把握すること。お金の流れがクリアになれば、家計の弱点や、いくら貯蓄に回せるかもわかってきます。ポイントが貯まるのは現金にはない魅力ですが、ポイント増量等のキャンペーンに惹かれて、つい不要な支出をしてしまいがち。キャッシュレス派の人は「おトク」に振り回されていないか注意が必要です。
 キャッシュレスの普及には、企業側・利用者側双方がどんなメリットを感じるかがカギとなります。企業にとっては省人化、合理化、非接触化が急務で、ますます完全無人レジや店舗が増えてくるでしょう。利用者にとっては、現金にはないポイント還元が一番の魅力。消費増税やコロナ不況の中、決済事業者側は高い還元率の魅力的なキャンペーンを打ち出して、利用者の囲い込みを強化しています。ポイント=通貨の時代が到来し、現金派の人との差が開くことにもなりそうです。それでも現金でないと不安だという人は、お金の流れが把握しやすい決済方法を選ぶことから始めては。キャッシュレス決済には「前払い(プリペイド)」「即時払い(デビット)」「後払い(ポストペイ)」がありますが、自分が家計管理しやすい方法を選ぶこと、使う決済の種類を絞り込むことで、使いすぎもある程度抑えられるでしょう。』とコメントした。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:10月22日~10月23日
調査対象:全国20代~60代消費者500人
 

(外食.Biz)
2020年11月16日更新

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