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Pontaリサーチ、「新型コロナウイルスに関する消費者意識調査」を実施
コロナ終息後は飲食店利用への復帰傾向もコロナ前の状態に戻るには時間がかかるか

 共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングは、新型コロナウイルス感染症の影響による消費者意識と行動変化の実態を把握するため、「Pontaリサーチ」にて1万人を対象に、「新型コロナウイルスに関する消費者意識調査」を5月27日に実施した。外食ドットビズでは、そのうち「アルコール関連」に関して掲載する。
■普段から自宅で飲酒している人は、コロナ禍において酒類の購入支出額・購入回数共に増加
 まず、コロナ前における自宅での飲酒状況を聞いたところ、「定期的に自宅で酒を飲む」(30.7%)、「たまに自宅で酒を飲む」(31.2%)、「自宅では酒を飲むことはない」(38.2%)であった。
 次に、コロナ禍において酒類購入支出額を聞いたところ、増えた(大きく増えた+やや増えた)と回答した人は、「定期的に自宅で酒を飲む人」が44.0%、「たまに自宅で酒を飲む人」が20.3%、「自宅で飲酒しない人」が3.6%であった。さらに、酒類購入回数を聞いたところ、増えたと回答した人は、「定期的に自宅で酒を飲む人」が46.2%、「たまに自宅で酒を飲む人」が25.5%、「自宅で飲酒しない人」が2.5%であった。
 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛や飲食店の休業要請により、自宅での飲酒(宅飲み)が増加し、オンライン飲み会なども話題となったが、宅飲みの増加は、「普段から自宅で飲酒していた人」の飲酒回数・飲酒量が増加したことによる影響が大きいようだ。また、支出額と回数を比較すると、購入回数の方が増加していることから、低単価のアルコールにシフトし、回数が増加している可能性も。一方、ごくわずかだが、普段自宅でお酒を飲む習慣がなかった人の一部で、自宅で飲酒することが習慣化しそうな傾向が見られた。
■コロナ終息後は飲食店での飲酒に戻っていく可能性が高そう
 続いて、コロナ終息後の自宅での酒類購入支出額の予測を聞いたところ、増える(やや増える+大きく増える)との回答は、「定期的に自宅で酒を飲む人」が16.4%、「たまに自宅で酒を飲む人」が12.2%、「自宅で飲酒しない人」が3.6%であった。
 コロナ禍における支出額と比較すると、定期的に自宅で酒を飲む人は-27.6と大きく減少。自宅で普段から飲酒している人は飲食店での飲酒も行っている可能性が高く、コロナ終息後は飲食店での飲酒に戻っていく可能性が高そうだ。一方、普段自宅で飲酒しない人は、コロナ終息後に酒類の購入が増えると予想する人が多く見られ、コロナ禍の中、自宅で飲酒することを新たな習慣として継続する可能性がみられる。
■コロナ終息後は飲食店利用への復帰傾向がみられるも元に戻るには時間がかかるか
 普段の飲酒状況別に外食利用について聞いた。コロナ禍において、「定期的に自宅で酒を飲む人」で増えた(大きく増えた+やや増えた)と回答した人は7.1%、減った(やや減った+大きく減った)と回答した人は64.6%、「たまに自宅で酒を飲む人」は、増えた6.8%、減った64.5%、「自宅で飲酒しない人」は、増えた6.3%、減った55.6%であった。一方、コロナ終息後の予測においては、「定期的に自宅で酒を飲む人」は、増える55.2%、減る8.7%、「たまに自宅で酒を飲む人」は、増える55.9%、減る8.4%、「自宅で飲酒しない人」は、増える45.0%、減る8.7%であった。
 コロナ禍では飲食店の休業要請や、外出自粛などの影響によりどのセグメントでも外食利用は大きく減少。一方、コロナ終息後はどのセグメントも外食利用が大きく増加し飲食店利用への復帰傾向がみられるが、「大きく増える」の割合はコロナ禍の「大きく減った」の割合に比べて低いことから、終息後も感染への不安やテレワークへのシフトなどによる外食機会の減少のため、コロナ前の状態に戻るには時間がかかると予想される。
 

(外食.Biz)
2020年07月10日更新

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