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2020年5月の百貨店売上高は、-65.6%の大幅減、8ヶ月連続で前年を下回る
売上高減少率は、最終的には過去最大を記録した前月から若干持ち直す結果に

 日本百貨店協会は、調査対象百貨店73社・203店の2020年5月度の全国百貨店売上高概況を発表。5月の売上高は、1515億4248万円(店舗調整後対前年比65.6%減)と前月(72.8%減)よりは持ち直したが、8ヶ月連続で前年を下回った。
 5月は、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の下、全国の会員店が営業自粛を余儀なくされたが、月の後半からは宣言の段階的解除を受けて、順次各店の営業再開が進んだ。これによる月初から中旬まで前年を大幅に下回っていた売上高減少率も、最終的には過去最大を記録した前月から若干持ち直す結果となった。
 地区別では、地方(10都市以外の地区)が56.8%減、営業自粛の影響が大きい大都市(10都市)は69.0%減と、その差は前月よりも0.4ポイント拡大し12.2ポイントとなった。
 インバウンドは、入国規制や臨時休業による免税カウンター閉鎖等を背景に、購買客数99.3%減(4ヶ月連続)、売上高97.5%減(7.7億円/4ヶ月連続/シェア0.5%)と依然厳しい状況が続いている。一方、国内市場は、63.2%減(8ヶ月連続/シェア99.5%)と7.4ポイント改善した。
 商品別では、外出自粛で巣ごもり消費の傾向が強まり、食料品(45.2%減)やライフスタイル関連(家庭用品54.9%減)が相応に健闘し、生鮮三品や惣菜、和洋酒、生菓子、寝具、キッチン・リビング用品、家電などが動いた。また、衣料品(74.1%減)や身のまわり品(74.5%減)等のファッション商材では、羽織物、ブラウス、カットソー、パラソル、帽子などに動きが見られた。さらに春のお祝いニーズからギフト関連も堅調だった。その他、増勢が続くネット通販等非店頭売上は好調で、業績を下支えしている。
 なお、商品別売上高は、食料品が585億8266万円(店舗調整後・前年増減率45.2%減)、食堂喫茶16億2041万円(同86.6%減)、衣料品347億2427万円(同74.1%減)、身のまわり品154億6396万円(同74.5%減)、雑貨244億2904万円(同73.6%減)、家庭用品80億8832万円(同54.9%減)、サービス15億8396万円(同67.4%減)、その他70億4986万円(同27.9%減)、商品券40億7035万円(同51.2%減)であった。
 

(外食.Biz)
2020年06月25日更新

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