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電通、新型コロナウイルスによる生活者意識の変化を日米で定点調査
日米には生活者の心理ステージ/感情/生活者意識/生活行動などに大きな差

 電通は、全国20~69歳の男女1,000名を対象に「COVID-19生活者意識ナビゲーター(第1回日米比較編)」を実施。本調査は、同社グループのDentsu Aegis Network US Holdings, Inc.が米国において、新型コロナウイルスによる生活者意識の変化を今年3月下旬から4月中旬にかけて4回にわたって実施した調査と同じ内容を日本国内でも調査したもので、両国での調査実施の結果、日米では生活者意識に差が見られることが分かった。
■日本では8割がまだ初期2ステージにあるが、米国ではステージ3以降がすでに46%
 まず、新型コロナウイルスの影響下における生活者の心理変容を、ステージ1「混乱・動揺」、ステージ2「変化への対応」、ステージ3「順応・適応」、ステージ4「収束の兆し」、ステージ5「収束後の生活へ」の5つのステージで捉えて傾向を把握するため、「今回の新型コロナウイルスの感染拡大があなたの日常生活にどのような影響を与えたかを考えて、現在のあなたの状況に最も当てはまるものを1つ選んでください」との質問に対し、日本では、ステージ1が26%、ステージ2が55%、ステージ3が16%、ステージ4が1%、ステージ5が2%と、第1、第2ステージの合計が約8割であった。 一方、米国(第4回調査)では、ステージ1が18%、ステージ2が36%、ステージ3が33%、ステージ4が8%、ステージ5が5%と、第1、第2ステージの合計は54%で、ステージ3以降が46%と高くなっていた。
■ストレスや無力感などが強い日本に対し、米国は一旦ネガティブに振れた心情が徐々に通常に
 次に、選択肢を明示し、「新型コロナウイルスが拡がりを見せる中であなたが感じているものを選んでください」との質問に対し、日本は「ストレスを感じる」が最多で、また、「悲観的」な気持ちや「無力感」も米国よりも強く感じていた。一方、米国では、感染者が急激に拡大した第2回目の調査以降ネガティブ感情が続くものの、少しずつ適応できるようになっている人も増加傾向にあった。
■できなくて恋しいものは、日本では「旅行」、米国では「友人や家族と出掛けること」
 同じく、選択肢を明示の上、「新型コロナウイルスによる自粛生活が続く中で、できなくて恋しいと感じることは何か」聞いたところ、日本では「旅行にいくこと」(41%)、「レストランやバー等での外食」(40%)、「友人や家族と一緒に出掛けること」(39%)、「ショッピング」(27%)、「スポーツやコンサート、その他ライブイベントへの参加」(18%)がトップ5。一方、米国では「友人や家族と一緒に出掛けること」(37%)、「レストランやバー等での外食」(36%)、「ショッピング」(31%)、「旅行にいくこと」(22%)、「映画館に行くこと」(20%)と、日米間の差がみられたもののともに「外食」が2位であった。

・ステージ1「混乱・動揺」…今後どのように自身の生活に影響が出るかわからず、対策を行うことに混乱や不安、怒りを感じる
・ステージ2「変化への対応」…動揺や不安を感じる瞬間もあるが、今は自分にできることに集中している
・ステージ3「順応・適応」…新しい生活スタイルに慣れ、適応できるようになってきた
・ステージ4「収束の兆し」…少しずつもとの日常に戻り始めていると感じる
・ステージ5「収束後の生活へ」…もとの日常生活を取り戻した

【日本での調査概要】
タイトル:COVID-19生活者意識ナビゲーター(第1回日米比較編)
調査手法:インターネット調査
調査時期:4月23~24日(緊急事態宣言が対象地域を全国に拡大して1週間が経過した中での実施)
対象者:全国の20~69歳の男女1,000名
【米国での調査概要】
タイトル:COVID Crisis Navigator
調査手法:インターネット調査
調査時期:第1回:3月27~29日(アメリカにおける感染者数が世界最多を記録した直後)、第2回:4月3~4日(失業保険申請数が増加するなど景気経済への影響が顕在化してきた中)、第3回:4月9~12日(新規感染者数や死者数が継続して高く推移している中)、第4回:4月17~18日(事態が長期化している中)
対象者:全米18~64歳の男女1,000名
 

(外食.Biz)
2020年05月20日更新

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