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吉野家HD、2020年2月期(`19年3月~`20年2月)の連結業績
主力の「吉野家」事業は売上高7.8%増、セグメント利益68.5%増と増収増益を確保

 吉野家ホールディングスは、2020年2月期 通期(2019年3月~2020年2月)の連結業績を発表。売上高2162億100万円(対前年同期比6.8%増)、営業利益39億2600万円(-)、経常利益33億6900万円(-)、親会社株主に帰属する当期純利益7億1300万円(-)と増収増益を確保した。
 売上高は、前年同期に対して138億16百万円の増収となった。昨年10月の消費増税や台風19号による関東地方を中心とした店舗休業の影響があったが、主力事業である「吉野家」が連続的な商品導入や積極的なキャンペーンを効果的に実施したことにより既存店売上高が好調に推移したことや、積極的に出店を進めている「はなまる」、「京樽」、海外セグメントの売上高が増加したことにより、前期を上回ることができた。
 水産物などの食材価格の上昇および、アルバイト・パート時給の上昇による人件費の増加など、厳しい環境が続いているが、増収効果がコスト増を上回り増益となった。当期は、「吉野家」において新サービスモデルへの転換を実施し、客層を広げながら売上高の向上を図ってきた。改装店舗は、着実に成果を上げており引き続き積極的に転換を図っていく。また、「はなまる」、「京樽」、海外セグメントにおいては出店による成長・規模拡大を引き続き進めていく。
 セグメント別の業績は、既存店売上高前年比が106.7%と好調に推移した「吉野家」が売上高1116億8500万円(対前年同期比7.8%増)、セグメント利益59億3500万円(同68.5%増)と増収増益を確保。500店舗を突破した「はなまる」は、売上高308億9300万円(同6.5%増)、セグメント利益12億5200万円(同100.5%増)。2月29日に全株式を安楽亭に譲渡した「アークミール」は、売上高199億1000万円(同1.7%減)、セグメント損失3億900万円(-)。「京樽」は、売上高285億4400万円(同4.5%増)、セグメント利益4億5700万円(同181.6%増)。「海外」は、売上高219億4500万円(同3.7%増)、セグメント利益9億7200万円(同20.5%増)であった。
 現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、外出自粛による消費マインドの低下や、商業施設の休業・営業時間短縮などが売上高に影響を及ぼしている。2021年2月期 通期(2020年3月~2021年2月)の連結業績予想に関しては、この感染症の収束時期によって、業績に与える影響が大きく変動するため、適正かつ合理的な業績予想の算出が現時点で見通すことが困難であると判断し、現状は未定として、業績への影響が合理的に予想可能となった時点で速やかに公表するとしている。
 

(外食.Biz)
2020年04月17日更新

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