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2020年1月の外食売上高、前年比101.9%と3ヶ月連続で前年を上回る
記録的な暖冬が客足にプラス、引き続き好調なFF業態に牽引され前年を上回る

 日本フードサービス協会(JF)は、会員企業(有効回収事業者数188社・店舗数35,001店)を対象とした2020年1月度の外食産業動向を発表した。なお、本調査は、新規店も含めた全店データを業界全体および業態別に集計し、前年同月比を算出したもの。
 2020年1月は、記録的な暖冬により全国的に雪が少なく、客足にプラスとなったことに加え、引き続き好調なFF業態に牽引され、売上は101.9%と前年を上回った。いま不安視されている新型コロナウイルスについては、一部で月末に影響が出始めたものの、外食への影響はまだ限定的であった。
 全体および業態別概況は以下の通り。( )は、業態合計の対前年同月比
■全体 (売上高101.9%・店舗数99.4%・客数100.4%・客単価101.5%)
■ファーストフード業態(売上高103.5%・店舗数100.0%・客数102.0%・客単価101.4%)
 全体売上は103.5%と前年を上回った。業種別売上高は、「洋風」は期間限定商品の好調やお得なランチメニューのレギュラー化が奏功したところもあり104.1%。「和風」は、引き続き定食メニューの好調やトッピングの提案等で定番商品も好調で104.2%。「麺類」は、肉の増量メニューなど各種キャンペーンが奏功し102.7%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、回転寿司の年末年始の持ち帰り需要が好調で単価上昇し101.5%。「その他」は、「アイスクリーム」がアイスケーキのキャンペーンで好調、「カレー」もこれまでの価格改定などで単価上昇し102.3%となった。
■ファミリーレストラン業態(売上高100.2%・店舗数99.9%・客数98.2%・客単価102.1%)
 全体売上は100.2%とわずかに前年を上回った。業種別売上高は、「洋風」と「和風」は引き続き禁煙店舗の増加や営業時間短縮により客数減も見られたが、「洋風」の一部では回復傾向の店舗も見られ、「洋風」99.4%、「和風」96.2%。「中華」は、各種キャンペーンやテイクアウト、デリバリーの好調により103.8%。「焼き肉」は、年始需要の好調と店舗増で105.0%となった。
■パブ/居酒屋業態 (売上高101.0%・店舗数97.7%・客数100.6%・客単価100.4%)
 飲酒業態は、金曜日が1日多い曜日回りのうえ、飲酒需要の多い月末が金曜日、しかも暖冬傾向というプラス要因がはたらき、客足が堅調で、売上高は「パブ・ビアホール」が99.9%とほぼ前年並み、「居酒屋」が101.2%と前年を上回った。
■ディナーレストラン業態(売上高102.3%・店舗数98.0%・客数101.2%・客単価101.1%)
 ディナーレストランも、雪が少なかった天候や、曜日回り、年始需要の好調などで、売上は102.3%となった。
■喫茶業態 (売上高101.3%・店舗数100.6%・客数96.6%・客単価104.9%)
 商業施設立地の店舗の不調や、年始に店休や営業時間短縮により客数が伸び悩むところが見られたものの、価格改定などで単価が上昇しており、売上は101.3%となった。
 

(外食.Biz)
2020年02月26日更新

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