外食ドットビズ

トピックス

コロワイド、上半期(2019年4月~9月)の連結業績を発表
「牛角」「温野菜」「かっぱ寿司」などは堅調に推移も、居酒屋業態は苦戦を強いられる

 コロワイドは、2020年3月期 第2四半期(2019年4月~9月)の連結業績を発表。営業収益1200億7000万円(対前年同期比0.9%減)、営業利益42億2800万円(同20.8%増)、税引前四半期利益19億9600万円(同36.9%減)、四半期利益4億9000万円(同70.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益1億1400万円(同85.1%減)であった。
 同社グループでは、「すべてはお客様のために」をモットーにQSCAを高め、家庭ではなかなか体験できない様々な料理や高レベルのサービスを提供することで、「楽しかった、美味しかった」と喜んでもらえるよう引き続き心掛けている。そのため、顧客ニーズの分析や主要業態のコンセプトの一層のブラッシュアップなどを行うとともに、訴求力を高めた様々なサービスの提供、従業員のスキルの更なる習熟やモチベーション向上などに努めている。
 具体的には、店舗運営面で生ビール半額キャンベーンや1杯88円キャンベーンを実施、また、「甘太郎」「北海道」などを運営しているレインズインターナショナル コロワイドカンパニーでは、1ヶ月間飲み放題が楽しめる「飲みホー定期券」を発行した。更に、カッパ・クリエイトでは、ランチタイムやディナータイムにおいても食べ放題を可能にしている他、サイドメニューとして「有名店の味をかっぱ寿司で」をコンセプトに、本格ラーメンを提供し好評を博している。アトムやカッパ・クリエイトでは寿司の持ち帰り需要に対してWEB予約を充実させ、スムーズに受け取ることを可能にした。キャッシュレス決済に対応して、スマートフオン決済サービスの「PayPay」や「d払い」等を導入している。
 コスト面では、広告宣伝費投入の効率化を図るためSNSを活用するとともに、テレビ番組とのタイアップを進めることや、新聞折込チラシも個店単位で配布するようにした。また、各業態とも提供メニューの工夫によって使用食材の歩留まり向上に努めている。コロワイドMDでは、仕入先との中期的な契約の締結やスポット商品の機動的な調達などによって食材価格上昇の影響を抑制したほか、焼き肉のタレやソース、ハンバーガーのパティ、ラーメンのスープなどの加工製品の内製化を進めている。これらに加え、グループ各社が使用する各種調味料の規格の統一化、原材料・製品・資材の在庫回転率の一層の改善、物流機能の集約などにも取り組んでいる。
 店舗政策については、直営レストラン業態20店舗、直営居酒屋業態5店舗の新規出店の一方、不採算などにより直営レストラン業態32店舗、直営居酒屋業態29店舗の計61店舗を閉店した結果、直営店舗数は1,472店舗となり、FC店舗を含めた総店舗数は2,682店舗となった。
 セグメント別の売上収益は、コロワイドMDが417億9400万円、アトムが258億4000万円、レインズインターナショナルが540億4500万円、カッパ・クリエイトが389億5800万円、その他が139億1400万円であった。
 なお、2020年3月期 通期(2019年4月~2020年3月)の連結業績予想は、売上収益2579億9300万円(前年同期比5.6%増)、営業利益74億4000万円(同82.3%増)、税引前利益51億6700万円(同90.2%増)、当期利益24億7400万円(同115.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益16億2400万円(同157.0%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2019年11月08日更新

最新ニュース

ページのトップへ戻る