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ホットペッパーグルメ外食総研、2018年度外食タウンランキング⑥-東海圏外食市場規模-
名古屋市中心部は地価が上昇し、通勤圏の拡大とともに外食店も郊外での出店がトレンド

 リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、東名阪の男女約10,000人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、2018年度の外食および中食のタウンランキングを発表した。第6回目は、東海圏の外食の市場規模別タウンランキング。
 東海圏における外食市場規模の大きい街1位は、6年連続で「名古屋(JR・近鉄・名鉄名古屋)」(629億円)であったが、2位「栄・伏見・矢場町」(490億円)との差が縮まった。3位は昨年の4位からランクアップした「岐阜・名鉄岐阜(西岐阜)」(210億円)で、4位「金山」(192億円)、5位「豊田駅周辺」(119億円)、6位「今池(千種)」(117億円)、7位「尾張一宮・名鉄一宮」(110億円)、8位「春日井・勝川(高蔵寺)」(109億円)、9位「近鉄四日市」(104億円)、10位「大曽根・ナゴヤドーム前矢田(黒川)」(91億円)と続いた。名古屋市中心部は、リニア中央新幹線の開業が決まる等で、近年、地価が上昇し、通勤圏の拡大とともに外食店も郊外での出店がトレンドになっている。加えて近年は、職場の飲み会が減り、家族での外食が増える傾向で、東海圏では「大垣駅周辺」「国府宮・稲沢」等、岐阜方面をはじめ、居住圏域での外食に勢いが認められる。
 外食市場規模の前年伸び率の高いタウンは、「大垣駅周辺」(前年度比118.9%)、「国府宮・稲沢」(同117.7%)、「春日井・勝川(高蔵寺)」(同114.2%)、「多治見駅周辺」(同111.4%)、「大曽根・ナゴヤドーム前矢田(黒川)」(同111.1%)。「大垣駅周辺」は、外食単価と延べ外食回数がともに伸びたことが要因。特に、単価の上昇が市場規模の伸びにつながったが、駅南側のマンション開発などが進んでおり、外食に比較的お金をかける層が流入している可能性がある。単価は、男性の伸びが顕著で、特に20・60代で大きく伸びている。業態別では、居酒屋、ファミリーレストラン・回転すし業態等が市場規模を拡大した。
 外食単価が低いタウントップは、「国府宮・稲沢」(1,494円)、「江南駅周辺」(1,576円)、「岩倉・西春」(1,674円) 「尾張一宮・名鉄一宮」(1,739円)、「小牧駅周辺」(1,851円)。外食単価の高低は、飲酒率の高低と逆の相関にあり、「国府宮・稲沢」は飲酒を伴わない外食のシェアが高いタウン1位、「江南駅周辺」は同3位、「岩倉・西春」は同2位となっている。「国府宮・稲沢」は、近隣の工場に自動車通勤している人が多く、そのため飲酒率と単価が低くなる構造と考えられる。
 なお、インターネット予約のシェアが高いタウンは、「名古屋(JR・近鉄・名鉄名古屋」(シェア16.0%)、「多治見駅周辺」(同13.5%)、「栄・伏見(矢場町)」(同11.6%)、「金山」(同11.3%)、「東岡崎駅周辺」(同9.3%)。「名古屋(JR・近鉄・名鉄名古屋」は、東海圏平均8.1%の倍近い16.0%の予約シェアがあった。そもそも予約しての飲食が多いタウン(東海圏平均26.7%に対して44.2%)だが、特に、男性30代・20代、女性40代の順でインターネット予約が多く、お好み焼き・鉄板焼き等の専業や、すき焼き・しゃぶしゃぶ等の専業店の予約が盛んだ。
 

(外食.Biz)
2019年10月08日更新

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