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4月のアルバイト全国平均時給、±0円の1,035円と前年と変わらず
関西エリアでは、ボーナス商戦に向けた新製品発売に伴い、製造工のニーズ高まる

 パーソルキャリア(旧社名インテリジェンス)が運営するアルバイト求人情報サービス「an」は、求人情報メディア「an」に掲載された求人広告から平均時給を分析し、2019年4月の結果を公表した。
 4月の全国平均時給は、前年同月比±0円の1,035円であった。また、「an」サイトの求人掲載数は、前年同月比149.3%とこちらは前年を上回った。
 エリア別平均時給は、「関東エリア」が1,092円で最も高く、次いで「関西エリア」1,024円、「東海エリア」1,012円、「北海道エリア」932円、「九州エリア」921円という順になった。北海道では、インバウンド需要の増加に伴い、平均時給が右肩上がりで上昇している。一方で、九州は、2018年から継続していた都市開発に伴う商業施設の採用が落ち着き、平均時給は横ばいとなっている。これら2つの要因により、「北海道エリア」の平均時給は本調査開始以来はじめて、2ヶ月連続で「九州エリア」を上回る結果となった。
 職種別平均時給は「専門職系」(1,292円)が最も高く、次いで「運輸職系」(1,142円)、「事務系」(1,071円)、「サービス系」(1,058円)、「技能・労務系」(1,055円)、「フード系」(1,001円)、「販売系」(957円)と続いた。飲食業界では、今年10月に導入される軽減税率制度に備え、「中食」のサービスを導入する企業が増えている。また、飲食店専門のデリバリー代行サービスも台頭しており、デリバリースタッフの採用ニーズが各社で高まっている。それに伴い、「フード系」に分類される「デリバリー」の平均時給が増加している。
 なお、エリア別の「フード系」平均時給は、「北海道」905円(前年同月比3.8%増)、「関東」1,054円(同1.0%増)、「東海」990円(同2.5%増)、「関西」984円(同2.6%増)、「九州」898円(同2.4%増)であった。
 an編集長の川合恵太氏は、『4月の全国平均時給は、引き続き「フード系」「販売系」のレギュラーバイトの需要が高く、減少しました。4月末から最長10連休となったゴールデンウィーク中は、各地で開催されたイベントの会場や観光地で「販売系」に分類される「フード販売」のニーズが高まりました。「関西エリア」では、ボーナス商戦に向けた化粧品や電化製品の新商品発売に伴い、「技能・労務系」に分類される「製造工」の時給・求人数が増加しました。これらの企業は関西圏以外からの採用も積極的に行っており、「赴任交通費の支給」や「寮・社宅完備」など福利厚生の充実を図っています。5月の全国平均時給は、レギュラーバイトのニーズが継続して高いことが見込まれ、微減となる見通しです。』と解説している。
 

(外食.Biz)
2019年05月20日更新

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