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鳥貴族、平成30年7月期(H29年8月~H30年7月)の業績を発表
既存店は、来店客数が前年比5.7%減により売上高も93.6%にとどまる

 鳥貴族は、平成30年7月期 通期(平成29年8月~平成30年7月)の業績を発表。売上高339億7800万円(前年同期比15.8%増)、営業利益16億8100万円(同15.4%増)、経常利益16億1300万円(同13.1%増)、四半期純利益6億6200万円(同31.6%減)であった。
 同社では、中期経営計画「うぬぼれチャレンジ1000」を策定し、最終年度である2021年7月期には、関東圏・関西圏・東海圏の3商圏で「鳥貴族」1000店舗・営業利益率8%を達成するため、重要施策である「新規出店の強化」「人財基盤の強化」「経営効率の改善」に引き続き取り組んできた。
 積極的な採用活動と労働環境の改善に引き続き取り組むとともに、従業員同士のつながりを重視した福利厚生制度の拡充、研修プログラムの拡充を行い「人財基盤の強化」に努めてきた。また、関東圏および東海圏を中心に104店舗の新規出店を行った結果「鳥貴族」の店舗数は665店舗となった。うち直営店は、85店舗の新規出店の結果、423店舗となった。
 一方、人件費の上昇、仕入価格の高騰リスクや酒税法改正の影響等の経済的諸条件を総合的に検討し、昨年10月より均一価格を280円(税抜)から298円(同)に改定。また、競合他社の鶏業態への業態変更による競争激化、記録的な長雨・台風等の天候不良、自然災害やFIFAワールドカップの盛り上がりの影響等もあり、既存店来店客数が前年比5.7%減少となり、既存店売上高は前年比96.3%にとどまった。
 新規出店による店舗数の増加したこと等により、売上高は339億7803万円(前年比15.8%増)となり、売上総利益は236億7312万円(同18.8%増)となった。販売費及び一般管理費は、店舗数拡大による増加等により219億9114万円(同19.0%増)となり、営業利益は16億8198万円(同15.4%増)、経常利益は16億1346万円(同13.1%増)となった。また、不採算店舗に関し減損損失5億565万円を特別損失に計上したことにより当期純利益は6億6219万円(同31.6%減)となった。
 次期に関しては、昨年12月以降、既存店の来店客数が前年同期を継続し下回って推移しており、さらなる新規出店よりも既存店の売上強化が最重要課題であると考え、既に出店予定である店舗を除き、新たな出店を取りやめることとした。既存店の売上を強化するため顧客価値の向上と人財基盤の強化を重点課題として取り組んでいく。
 具体的には、飲食事業での重要な指標であるQSCを改善するためのプログラムである「鳥貴族QSC改善プロセス」の徹底により顧客満足度の向上に取り組んでいく。また、階層別の研修・教育プログラムの見直しと徹底した実施、従業員の働きやすい環境を整備するための改装を実施し労働意欲の向上に繋げるとともに、引き続き経営効率の改善のためコスト管理に取り組んでいく。既存店売上高の回復と利益率の改善に取り組むことで新たな出店戦略の準備を行っていく。なお、平成31年7月期 通期(平成30年8月~平成31年7月)の業績予想は、売上高379億5000万円(前年比11.7%増)、営業利益17億4400万円(同3.7%増)、経常利益16億4500万円(同2.0%増)、当期純利益7億4700万円(同12.9%増)を見込む。
 

(外食.Biz)
2018年09月13日更新

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