オーダリングシステムの老舗が提案するPOS&OESの新たなカタチ タブレット端末を活用した「oishino」セイコーソリューションズ株式会社

店舗ソリューション最前線 オーダリングシステムの老舗が提案するPOS&OESの新たなカタチ タブレット端末を活用した「oishino」セイコーソリューションズ

個人向けに普及してきたタブレット端末であるが、今や、業務用機器としての地位を確立しつつある。その代表格がレストラン向けPOS/OES(オーダリングシステム)での活用だ。中小のITベンダーを中心に確立してきたこの市場に、今回、OESの大手ベンダーであるセイコーソリューションズが、スマートデバイスPOS&オーダリングサービス「oishino(オイシーノ)」で参入した。

第1回 老舗オーダリングメーカーが提供する スマートデバイスPOS&オーダリングサービス「oishino」

第1回 老舗オーダリングメーカーが提供する スマートデバイスPOS&オーダリングサービス「oishino」

オーダリングサービス「oishino」1985年、大手ファミリーレストランが300店舗を超えるなど順調に店舗数を伸ばしていた時代に、セイコーソリューションズ(当時セイコー電子工業)はレストラン向けオーダリングシステム(OES)を発売した。以降、無線方式の採用、二重化によるデータの保持、追加注文の多い居酒屋向けに短冊式伝票を開発、更には、宅配便を活用した保守サービスの提供など、常に時代に先駆けた商品やサービスを世に送り出してきた。現在OESは、ファミリーレストラン、居酒屋、ディナーレストラン、喫茶店、ファーストフードと業種業態を問わず導入され、店舗システムの中核を占める存在にまでなった。

OESのメリット列挙 コスト削減 顧客満足度の向上 経営戦略への活用OESの活用によるメリットは、「コスト削減」、「顧客満足度の向上」、「経営戦略への活用」など多岐に渡る。
ハンディターミナルで取ったオーダーデータは瞬時に厨房のプリンタに打ち出されるため、ホール側は作業効率がアップすると共に接客サービスに注力できる。厨房側も品名、数量、テーブル番号などがわかりやすくなり、調理ミスや誤配を防ぐことができる。また、オーダーデータには様々な情報が含まれているので、POSや販売システム管理などと連携することで経営戦略に活用できるのだ。
一方で、これまでのOESは、ハンディターミナル、コントローラやキッチンプリンタなど専用の機器が必要で、POSを含めるとシステム価格が100万円を超えるなど、導入コストが個人店や小規模チェーン店にとっては導入に対する大きなネックであった。
OES専用機器は、使用される飲食店の状況を考慮し、高温多湿や落下など厳しい使用環境にも耐えられる設計がなされているため、高額になってしまうのだ。

そのような中、OESの利便性を手軽に活用したいとの風潮が生まれると共に、スマートフォンやデジタルオーディオプレイヤーなど、いわゆるタブレット端末の普及もあり、市販のタブレット端末をPOSやOESの機器として利用するシステムが誕生した。当初は、中小規模のITベンダーを中心に数多くの新規事業者が参入したが、現在では、既存の大手POS/OESベンダーも参入している。その1社がセイコーソリューションズである。オーダリングサービス「oishino」

セイコーソリューションズが提供する『スマートデバイスPOS/オーダリングサービス「oishino(オイシーノ)」』は、新規事業者が提供するシステムとは一線を画す。
30年に渡る歴史の中で培ったノウハウは、あらゆる業態の要求を踏まえ、提供する「アプリケーション」は他の追随を許さない。コールドスタンバイ方式の二重化を実現した「システムの信頼性」は高い。また、万が一に備えた「ヘルプデスク」や「保守インフラ」網は、全国に及ぶと共に、365日24時間体制を構築。更には、今後飲食店が取り組むべき訪日外国人、特に中国人対応の一歩というべき銀聯カードを取り扱う三菱UFJニコス社など多くのパートナー企業を有することで、多様なソリューションが提供できる。



セイコーソリューションズ株式会社

セイコーソリューションズ株式会社

http://www.seiko-sol.co.jp/

本社 千葉市美浜区中瀬1-8

代表者 山本隆章

設立 2012年12月(セイコーホールディングス株式会社100%出資会社)

文:齋藤栄紀
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