一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC)は、ITの重要性を啓蒙するとともに、費用対効果の高い仕組みを外食企業が採用できるよう日々活動している。外食産業の各システム・機器を効果的に繋げるため、「標準接続規格」の開発を活動の柱にしているが、2010年度からは現場での実装に取り組んでいく。今回は、去る6月に東京・市ヶ谷の法政大学ビジネススクールで行われた総会・全体会の内容を紹介するとともに、同会顧問のきわむ元気塾社長である横川竟(きわむ)氏(すかいらーく創業者の一人)の特別講演の模様をお届けする。
一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC)
OFSCは、外食産業のIT活用を更に促進するために活動している団体であり、外食企業並びに外食企業を支えるIT企業が、共に健全な成長をしていくことを目指している。
そのための理念として下記の2点を掲げている。
1.「外食産業を支えるインフラとしてのITシステムの将来像」をつくりあげる
2.外食企業が直面する「日々の課題」に対しての解決策を検討・実行する
日々の活動は、課題ごとに分科会を設け、それに関連する会員が参画し検討・実行を行い、年3回行われる全体会議にてその成果を発表している。
■現在活動中の分科会
店舗システム分科会 企業システム分科会 仮想店舗分科会 マルチベンダー保守分科会 厨房システム分科会