今年も4月27日に≪外食産業総合調査研究センター(外食総研)≫が平成18年度の外食産業市場規模推計値(外食市場規模)を公表した。当サイトでも5月1日に掲載した通り、9年連続前年実績を下回り外食市場規模は24兆3,592億円となった。このまま外食産業は縮小の一途をたどるのか?それとも今後V字回復が期待できるのか?
今回外食ドットビズでは、緊急企画として外食総研の堀田宗徳主任研究員に、外食市場規模のトレンドから見える現状と将来について独占インタビューを行った。
堀田 宗徳
1957年生まれ。1989年に農林水産省の外郭団体である≪財団法人外食産業総合調査研究センター(外食総研)≫に研究員として入社、99年に主任研究員となる。05年からは、関東学院大学人間環境学部および尚絅学院大学総合人間科学部で非常勤講師(フードサービス論)も務める。専門領域は、個別外食企業の経営戦略の分析、個別外食企業の財務分析、外食産業のセミマクロ的動向分析、外食産業市場規模の推計、外食産業に関する統計整備。フードシステム全集第7巻の「外食産業の担い手育成に対する制度・施策」(共著、日本フードシステム学会刊)、「外食産業の動向」「外食企業の経営指標」(いずれも外食総研刊「季刊 外食産業研究」掲載)など著作も多数あり。