インクジェットプリンターの「カラリオ」など、一般的にはコンシューマ製品のイメージが強いエプソンであるが、飲食業や流通小売向けプリンターなど業務用製品にも豊富な実績がある。POSに付属するレシートプリンター、オーダリングの一部であるキッチンプリンターにおいては、世界的な企業なのである。日本の飲食業における店舗システムがかかえる問題点を探りながら、エプソンの業務用プリンター事業に焦点をあててみる。
エプソン販売株式会社
代表者 平野精一
本社 新宿区西新宿6丁目24番1号 西新宿三井ビル24階
設立 1983年5月20日
事業内容 情報関連機器卸売(プリンター、カラーイメージスキャナー、パーソナルコンピューター、液晶プロジェクター、パソコンPOSシステム、各種ミニプリンター等)
取材協力 BS・SD営業部 部長 細川雅弘氏
1962年生まれ。1988年エプソン販売に入社。
大手メーカーSierを担当する営業部門に所属し、アライアンスビジネスを構築する。現在、外食産業を含む特定業種に特化したビジネスを推進。業務用の小型プリンター(レシート・キッチンプリンター・ラベルプリンター)等の積極的な販売を促進している。