フードサービスビジネスの視点を知る ~外食応援団体による商品プロモーションの現場から~

フードサービスビジネスの視点を知る 外食応援団体による商品プロモーションの現場から レポート by 前城幸代

前回は、外食産業を側面からサポートする団体「創・食Club」の新業態の提案現場をレポートを掲載させていただいた。今回は、外食産業を食材の観点からサポートをする日清フーズ株式会社がパーティ形式で開催したプロモーションの模様をお届けしたいと思う。
このプロモーションは、使用される食材こそ自社商品を用いてはいたが、それに留まらず“パスタ”というカテゴリー全般のPRや訴求にまで及んでいた。外食ドットビズでは、このような日本のフードサービス業界を側面から支援する企業や団体による活動の実態をきっちりと見た上で、皆様に情報提供をして行きたいと考えている。当サイトの新鋭レポーター・【前城】幸代が、再び皆様に情報をお届けする。

第3回 パーティ会場から愛を込めて~片岡護シェフのパスタを食べました

第3回 パーティ会場から愛を込めて~片岡護シェフのパスタを食べました


さて、今回も 「 日清フーズプレゼンツ エンジョイパスタ!パーティ 」 の模様をお届けしますね

 

あらためて、今回のメニューを紹介します。

★前菜 「 オーロラサーモンのマリネ サラダ仕立て 」
★片岡護オリジナルパスタ
「 じゃがいも と さやいんげん入りのジェノベーゼ 」
「 スパゲッティ 海の幸のラグー 」
「 グツグツ煮込んだ濃厚なオックステール 」
★デザート 「 マロンとショコラのムース ~ポワールソルベ添え~ 」
★コーヒー

パスタ一品目は、片岡シェフが実演された 「 じゃがいも と さやいんげん入りのジェノベーゼ 」 です。

フードサービスビジネスの視点を知る 外食応援団体による商品プロモーションの現場から レポート by 前城幸代パスタは、リングイーネを使っていました。じっくりと見ると切り口が楕円形のような形をしていますので、スパゲッティとフィットチーネの中間みたいですね。純白のお皿がジェノベーゼソースの鮮やかな緑色を引き立て、見ているだけでそそられてしまいます。

口いっぱいに頬張ってみようと!と思って気付いたのですが、テーブルの上には、フォークはあるのですが、スプーンがありません。実は、長麺のパスタを食べる時にフォークとスプーンを使うのは日本人だけのようです。欧米人は、お皿を少し斜めにして、お皿のふちをスプーン代わりにして食べるのだそうです。これまた勉強になりました。合コン・デートでパスタを食べる時には、このウンチクを自慢してしまいましょうあは

フードサービスビジネスの視点を知る 外食応援団体による商品プロモーションの現場から レポート by 前城幸代フォークだけで巻き取りいただいてみますと、ものすごいアルデンテ!いわゆる普通のアルデンテの2倍位は歯ごたえがあるんじゃないでしょうか。もしや茹時間をで間違えたのではと思うほどでしたが、片岡シェフがそんなミスをするわけないですよね(笑)。そういえば調理実演の時にパスタの茹で上がりを試食された方に対して、片岡シェフが 「 結構固いでしょ 」 とお話ししていました。これが本来のパスタの食感なのかとまたまた勉強になりました。ひと口目こそ違和感がありますが、食べているうちに小麦粉本来の味が出ているようで美味しく感じられました。

そして、ジェノベーゼソースが本当に美味しいのです。ごめんなさい、何と表現したらいいのかわかりません。文章にできないもどかしさがありますが、何というか、ソースとパスタの絡み具合が最高なんですってあは

フードサービスビジネスの視点を知る 外食応援団体による商品プロモーションの現場から レポート by 前城幸代二品目は、「 スパゲッティ 海の幸のラグー 」 です。使っているお魚は甘鯛ですかね?パスタはフェデリーニを使っているとのことです。いやいや、パスタと一言でいいますが、その種類の多さにはビックリしてしまいますね。私にはスパゲッティとフェデリーニの違いがよくわかりませんが、フェデリーニの方が若干細めなのでしょうか。しかし、このお魚を使ったパスタは絶品ですね。またしても、この美味しさを上手く表現できない自分に段々とイラ立ってきます…。

フードサービスビジネスの視点を知る 外食応援団体による商品プロモーションの現場から レポート by 前城幸代最後は、「 グツグツ煮込んだ濃厚なオックステール 」 です。こ、これは・・・。きっとトマトシチューでじっくりと煮込んだオックステールなのでしょう! 見ただけでやわらかいことがわかります。パスタはペンネ リガーデ。短麺を使っていますね。トマトソースが絡んだパスタの上にとろけそうなオックステール。口に入れるまでもなく、これは美味しいです!

もちろん口に入れて確認しましたけど、やっぱりおいしいです。とってもとっても美味です。柔らかいオックステールにアルデンテのショートパスタ。絶妙なバランス。で、どんな味かというと、またしても何と表現していいのか分からない。ク、クヤシイですっ !!!

パーティの後半は、元バレーボール日本代表でタレントの益子直美さんをゲストに迎えて、町田成一 dancyu編集長と片岡護シェフによるパスタに関するトークショーも行われました。

益子さんは遠征でイタリアに訪れたこともあり、イタリア料理に非常に造詣の深い方でした。そして何より美しい。とても綺麗でボーっと見とれてしまいました。大人の事情で写真をお見せできないのが、またしてもクヤシイです。ちなみに、ご主人は 12歳年下の自転車ロードレーサーというアスリートなのだそうです。う~ん、羨ましい。

最後にはプレゼント抽選会が行われ、益子さんのアパレルブランド 「 T-make 」 のオリジナルTシャツなど豪華景品が多くの方々に当たっていました。もちろん私はかすりもしませんでしたが・・・(涙)。

もともとパスタを食べるのが大好きな私でしたが、パスタを作る楽しさ、パスタを食べる楽しさを、今回のパーティに参加させていただくことで再認識できました。まさに 「 パスタは、人生を楽しくする。」 なのですねね

この様なパーティに参加させていただいて本当にありがたかったです。「 ありがと~日清フーズの営業マンさん 」 と心から感謝しています。感謝の気持ちを込めて最後に宣伝をしてしまいますね。編集長から怒られるかもしれませんが・・・あは

「今日ご馳走になったディチェコのパスタは最高でした!」
そこで一言!

「 外で食べるなら片岡シェフのアルポルト!おうちで食べるならディチェコのパスタ!もちろんマ・マースパゲティも忘れないでね! 」

最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。最後にレシピをご紹介して終わらせていただきます。

では、「 Arrivederci!(アリーベデルチ) 」ね

じゃがいも と さやいんげん入りのジェノベーゼ <材料>2人前

■ リングイーネ:120g
■ ジェノベーゼソース
バジリコ:25g 松の実:35g くるみ(ロースト):15g にんにくのみじん切り:小さじ小 エクストラバージンオイル:100ml パルメザンチーズ:15g 塩、こしょう:各少々
■ じゃがいも:80g(1/2個)
■ さやいんげん:8本
■ バジリコ:適宜
■ 松の実:適宜
■ エクスとラバー人オイル:適量
■ 塩:適量
------- 参考(今回使った素材) -------
● リングイーネ:DE CECCO No.7 Linguine
● フェデリーニ:DE CECCO No.10 Fedelini
● ペンネ リガーテ:DE CECCO No.41 Penne regate
● エクストラバージンオリーブオイル:DE CECCO EXTRA-VIRGIN OLIVE OIL

  1. ジェノベーゼソースの材料をミキサーに入れて、ペースト状にする。
  2. じゃがいもは1.5cm厚さの輪切りにして棒状に切る。さやいんげんは両端を切り落とし、半分に切る。
  3. パスタは塩を加えた熱湯に入れ、じゃがいもを入れて一緒にゆで、約5分たってから、さやいんげんも入れてゆでる。
  4. ボウルに 1. のソースを大さじ4入れ、アルデンテにゆでたパスタと野菜を加え、油少々とパスタのゆで汁20~30mlを入れてよく混ぜる。
  5. 器に盛り、せん切りにしたバジリコと、からいりして刻んだ松の実をふる。
    ※ ジェノベーゼソースは作りやすい分量になっています。
    残りは瓶などに入れて表面にオリーブ油をはり、ふたをせず保存します。保存する場合には、腐らないようにバジリコは水洗いせずに調理しましょう。2~3日ねかせるとさらに美味しくなります。

★ポイント★
・ パスタと一緒にじゃがいもをゆでると、マイルドな仕上がりになります。
・ エクストラバージンオイルが、美味しさの決め手となります。



前城幸代

前城幸代

19○○年 沖縄県出身
1993年から7年間、某パブチェーンで飲食店に勤務。浜松町のお店ではマネージャーを経験。
その後、ソフトウェアハウスでWEBサイトに関わる仕事に従事。
2007年より外食ドットビズの制作担当。

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