前回は、外食産業を側面からサポートする団体「創・食Club」の新業態の提案現場をレポートを掲載させていただいた。今回は、外食産業を食材の観点からサポートをする日清フーズ株式会社がパーティ形式で開催したプロモーションの模様をお届けしたいと思う。
このプロモーションは、使用される食材こそ自社商品を用いてはいたが、それに留まらず“パスタ”というカテゴリー全般のPRや訴求にまで及んでいた。外食ドットビズでは、このような日本のフードサービス業界を側面から支援する企業や団体による活動の実態をきっちりと見た上で、皆様に情報提供をして行きたいと考えている。当サイトの新鋭レポーター・【前城】幸代が、再び皆様に情報をお届けする。
今回は、「日清フーズプレゼンツ エンジョイパスタ!パーティ」の会場の模様をレポートします
青山エリュシオンハウスの1階にあるダイニングは、吹き抜けの天井が高く、窓も大きなとても明るい雰囲気でした。4~5人席が20卓ほどでおよそ80名くらいでしょうか、すべて満席です。若い方からお年を召された方までいらっしゃり、業界関係者だけではなく一般消費者の方も招待されていることがわかります。
プレス関係者席に座った私は、同席の皆さんと名刺交換をさせていただきました。冷凍食品新聞社、食品産業新聞社、麺業新聞社・・・、コアなターゲットを絞った業界紙って多いのですね。負けないように編集長にハッパをかけなければいけません、はい。
主催者である日清フーズ株式会社の岩崎取締役によるご挨拶のあと、片岡シェフによる調理デモが始まりました。ところであの営業マンさんは来ていないのでしょうか。ぜひともお礼を申し上げておきたいのです(本音は取材ですけどね)。
片岡シェフのデモによって、会場で実際に作られるメニューは 「 じゃがいもとさやいんげん入りのジェノベーゼ 」 です。シェフの軽快なお話とともに調理が進んでいきます。
まずは、ミキサーにバジリコとくるみ、松の実などの材料を入れてジェノベーゼソースを作ります。バジリコだけでは葉っぱぽい味が強くなってしまうので、松の実などを入れておくことであっさりとした味に仕上がるらしいです。
そこに、オリーブオイルを少々・・・、え? 今どぼどぼっと入れていませんでしたか? 感覚的にかなりオリーブオイルが多かったのですが、その方が美味しいソースになるのだそうです。勉強になりました。
次にパスタ作りです。熱湯に塩を少々・・・と思いきや、えっえっ?片手に山盛りですか !? 水戸泉の塩撒きみたいです(たとえ古いですか?)。お塩をたっぷりと使った濃度1%の塩水(ちなみに海水は3%です)で茹で上げると、美味しいアルデンテのパスタができあがるのだそうです。さらにその中にじゃがいもを入れて一緒に茹で、最後にはさやいんげんも一緒に茹でていました。こういう作り方もあるのですねー。
そして、ボウルにソースを入れて、パスタの茹で汁も入れるんですね。それからパスタを混ぜ合わせて完成のようです。結構簡単じゃないですか? これなら私にも作れそうです。皆様にも是非ご紹介したいので、最後にレシピを掲載します
さて、片岡シェフの実演も終り、シェフによる乾杯の音頭で、
いよいよお食事タイム
今日のメニューは・・・
★前菜 「 オーロラサーモンのマリネ サラダ仕立て 」
★片岡護オリジナルパスタ
「 じゃがいも と さやいんげん入りのジェノベーゼ 」
「 スパゲッティ 海の幸のラグー 」
「 グツグツ煮込んだ濃厚なオックステール 」
★デザート 「 マロンとショコラのムース ~ポワールソルベ添え~ 」
★コーヒー
なんと、心惹かれるメニューでしょうか。口うるさい編集長に普段は反抗的な私ですが、こういう取材ばかり行かせてくれるなら尊敬しまくりですね・・・。
では、早速賞味させていただきましょう。
まずは、前菜の 「 オーロラサーモンのマリネ サラダ仕立て 」 から。オーロラサーモンとは、オーロラが見える北極圏の海で獲れるサーモンのことみたいです。一口いただいてみますと・・・、あぁ、脂がのりきった、とろける食感が堪りませんね。サーモンとイクラの甘味とレモンの酸味が利いたほどよいマリネのバランスが非常に美味しいですね。最初から大満足です
ずいぶんと長くなってしまいましたので、メインのパスタのレポートは次回までお待ちく・だ・さい
前城幸代
19○○年 沖縄県出身
1993年から7年間、某パブチェーンで飲食店に勤務。浜松町のお店ではマネージャーを経験。
その後、ソフトウェアハウスでWEBサイトに関わる仕事に従事。
2007年より外食ドットビズの制作担当。