全7回にわたりお届けしてきた ≪ 女性ばかりのドキドキ座談会 ≫ は、いかがでしたでしょうか。女性客を呼べる店づくりに少しでも参考になったでしょうか?さて、座談会は終了しても、さすがは女性6人。このあと数十分間も座談会のような井戸端会議が続きました。緊張が解けたこともあって、女性の本音というような興味深い話でしたので、番外編としてお送りいたします。
【藤江】 男の人と二人で食事に行くときは、いつも 「 もっとヘルシーなものがいいな 」 と思ってしまうんですよね。料理に興味がある人だったらいいですけど…。
【井上】 大体、“ ガッツリ食べたい ” という店になってしまいますよね。
【編集部 A(男)】 男の立場から言わせていただきますと、丸投げしてしまった方が楽ですけどね。女性と行く時は、僕の意見はゼロにしています。
【藤江】 それで後からブーイングを出すんですよね?
【編A】 それは気を付けます(笑)。
【井上】 せっかくだから、一緒に選べばいいじゃないですか?
【編A】 女性が選んだ候補の中から、最終的に僕が決めるというパターンですね。
【前城】 そうなると、健康的な料理のお店が無くなるんじゃないですか?
【編A】 男にしては、そういう店を選ぶ方かもしれませんね。
【坂尻】 その基準は何なの?
【編A】 座談会でも出てきましたが、家庭での教育かもしれないです。母親が、栄養やバランスに気を使う方で、毎食必ず家族全員で7~8品もおかずが並ぶ手料理を食べていました。子供の頃に他人の家で食事を出されると、種類が少なくて驚くことが多かったです。そのせいか、外食を選ぶ時も肉や魚と野菜のバランスを考えています。
【坂尻】 ちなみに、好きな店ってあるの?
【編A】 「 吉野家 」 といいたいところですが(笑)、外食自体が少ないです。一人暮らしの時も自炊が多かったです。そういえば、「 吉野家 」 でもサラダを付けますね。
【前城】 自炊するんですか。私なんか包丁なしで 2年ですよ…。
【井上】 でも、 1~2人分を作るよりは、外食にした方が多くの食材を食べられますよね。ひとりだと腐らせちゃいますからね。
【編A】 僕は頼まないですが、麺類とご飯のセットを注文する男ってそんなにいますか?
【一同】 多いですよ~!
【編集部 B(男)】 あ、私大好きです。両方大盛りにもしますよ。
【前城】 そういう人って、食べ物に関する意識が薄そうですよね…(笑)
【藤江】 とりあえず、胃の中に入れとけという感じのボリューム重視。
【井上】 若い人ほどその傾向が強いですね。食事がボーダーレスになっていて、何が食事か分かってないように思います。
【高木】 だから、カップ麺を電車の中で食べられるんですね。食事という感覚がない。
【前城】 こういう話を聞いていると、食べる大切さを痛感しますね。
【藤江】 食べることで、人生の楽しみがひとつ増えるんですよ。
【前城】 パソコンの前に 12時間もいて、電話でしゃべりながら何かをつまむという生活が5年位続いてますからね。
【高木】 お肌がパサパサになったという話をされてましたけど、痩せにくくなったとか、疲れやすくなったとか、女性は体の変化に敏感ですよね。それは、やっぱり食事が影響しているんですよ。食事を変えるだけで、 3~5年は若返りますよ。
【前城】 若い頃は気合いで何とかなってたんですが、30歳を過ぎたら気合いでもどうにもならなくなりました。クマも取れないし…。アグライアに登録した方がいいみたいですね。
【坂尻】 今日聞いた話だけでも、いくらか置いていった方がいいですよ。ちなみに、好きな食べ物って何ですか?
【前城】 バナナ!
【高木】 だったら、バナナとヨーグルトとシリアルにすれば、朝食としては十分ですよ。
【坂尻】 ここから先は、有料の情報ですよ(笑)
参加者
前列(左より)ジャパン・フードコーディネーター・スクール の石川圭さん、井上敏代さん、藤江洋子さん。
a後列(左より)アグライア CEO 高木鈴子さん、管理栄養士 長岡弓子さん、外食ドットビズ制作スタッフ・前城幸代、論説主幹・坂尻高志。
お客さまは身近にいる Part2 女性のお客さま、健康指向のお客さまの心をつかんでいますか?~ダイエットは節食から摂食の時代へ~