ある食材にダイエット効果があるとテレビが伝えれば、翌日にはその食材が店頭から消えてしまうほど、現代社会は“健康志向”へと向かっています。外食産業においても、この消費者行動を看過することはできませんが、どのように実践すればよいのでしょうか。インターネットを通じてダイエットプログラムを提供する「eBalanceDiet」の運営や外食店舗向け健康メニューのプロデュースを手がける、株式会社アグライアCEOの高木鈴子氏にお話を伺いました。
高木鈴子
国内航空会社及びイギリス・ヴァージン アトランティック航空等に勤務の後、ダイエット食品販売のサニーヘルス株式会社へ。目に見えないものを扱うサービス業の経歴とダイエットや健康の知識をもとに、2006年3月にダイエットプログラム提供サイト「eBalanceDiet」を事業の柱とする株式会社アグライアを立ち上げる。個人向けの食事プログラムのほか、外食企業に向けた健康メニューのプロデュースも数多く手がけている。