オーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案! ~注文工程の時間的ロスをコントロールする新システム~

オーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案!注文工程の時間的ロスをコントロールする新システム

寺岡精工 は2011年のHOTERES JAPAN(国際ホテル・レストラン・ショー)で、ファーストフード向けの新たなシステムを発表するという。2月22日に東京ビッグサイトでお披露目となる前に、ベールに包まれた新システムの概要について、寺岡和治社長から話を伺うことができた。当日は注目が集まると予想されるだけに、予備情報を仕入れた上で会場ではスムーズに実機を体験していただきたい。

第3回 衝撃デビュー!2011HOTERES 寺岡ブースレポート

第3回 衝撃デビュー!2011HOTERES 寺岡ブースレポート

- ついに、HOTERES JAPAN会場にて 「 Delious Mio 」 が公開されオーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案 注文工程の時間的ロスをコントロールする新システムましたが、どのような反応がございましたか。

【 寺岡社長 】(以下、敬称略) いままでにないコンセプトの商品ですから、びっくりされているような印象ですね。「 こういうものがあったか 」 とおっしゃる方もいました。新発表のインパクトはあったと思いますので、これからは商品の訴えたいことを広めていくべきでしょう。

- どのようなアプローチをされるのですか。

【 寺岡 】 オーダーシステムはたくさん存在していて、間に合っているとも言えます。成熟した市場では、新機能をひとつ追加しましたという程度の話では、気にも留めてもらえません。その意味では、「 これはちょっと変わっているな 」 とか 「 こういう運用の仕方があるのか 」 という問題提起はできました。次は、これが自分のお店で実際にどうなるのかというのを、お客様ご自身でシミュレーションをしていただけるようなアプローチをしていきたいと思います。

オーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案 注文工程の時間的ロスをコントロールする新システム- ブースではファーストフードばかりではなく、いろいろな業態の方が興味を持たれていたようですね。

【 寺岡 】 オフラインでバーコードを介してデータが読み取れる、“ 既存のレジと物理的に接続する必要がない ” ということに興味を持っていただける方が多かったようです。従来からあるテーブルトップオーダーを使ってみたいが、POSレジとのインテグレーションがネックになったという経験がある方は、すぐに 「 Mio 」 の斬新なところを分かってもらえました。業態を限定せずに興味を持っていただいたら、実際のお店がどのようになっているか、来店者の動き等を見せていただき、最適な運用方法ご提案していきます。新機軸の製品は、新しいが故にどう使っていいか分からないから、面白そうだけれどもアクションになっていかない傾向があります。現場の状況をもとにご提案することで、お客様からも新しい意見が上がってくる。議論を重ねながら製品価値を高めていきたいですね。

(2月22日・ホテレス会場にて取材)

- 営業担当のお立場から、来場者の予想外の反応や意見というのはございましたか?

【 ソリューション営業部 鹿野氏 】(以下、敬称略) 私どももまだセールストークには不慣れで、お客様の心にストレートに入っていく言い方ができなかったせいか、厳しいご意見もありました。概要をご説明すると、「 券売機の方が良いんじゃないか?」 、もしくは 「 テーブルトップオーダーでいいよ 」 という声がありました。

- 券売機やテーブルトップオーダーとの違いを分かりやすくアピールするには、どのようなお話をされるのですか?

オーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案 注文工程の時間的ロスをコントロールする新システム【 鹿野 】 券売機と異なるのは、複数台置くことによって、並ぶプレッシャーから開放されるということですね。お客様がマイペースかつスピーディーに注文でき、受け取れることを実現するのが 「 Mio 」 の役割だと思っていますから、テーブルトップオーダーとの際は、コストの違いが大きいです。オフラインのままでデータのやり取りができるのですから。そのあたりをこれからも深めて行きたいし、もっとお客様に合わせたプレゼンができなければいけないと思っています。

- お客様に合わせたプレゼンということですが、何か提案の具体例はあるのですか?

【 鹿野 】 テーブルトップへのニーズに応える意味で、「 Mio 」 をテーオーダリングシステムの新機軸をTERAOKAが提案 注文工程の時間的ロスをコントロールする新システムブルに置くような派生したタイプをご提案できないかと考えています。また、券売機から置き換えてもらおうとすれば、「 Mio 」 に自動精算機がつながれば対応できます。例えばですが、電子マネーの決済端末をつけた形でご提案できるようにしたいと考えています。

- 最後にホテレス会場に来ていただいた方、外食ドットビズ読者へコメントをお願いします。

【 鹿野 】 展示会場では充分なご説明ができなかった部分があったと思います。これからは、お客様お一人おひとりの心に響くポイントやお店の具体的な場面を想定したご提案をしていきますので、新しいオーダリングシステムの 「 Mio 」 をよろしくお願いいたします。

(3月中旬・寺岡精工本社にて取材)



株式会社寺岡精工
代表取締役社長 寺岡和治氏
東京ビッグサイト 東3ホールWO1

株式会社寺岡精工

http://www.teraokaseiko.com/

会社概要 1934年11月(昭和9年)に、「はかり」メーカーとして創業、一貫して先進技術を追求する姿勢で、計量機器から情報機器へとはかりを進化させ、業界のリーディングカンパニーとなる。80年代からはスーパーなど流通業界向けのPOS事業を展開、90年代には高度情報化時代に対応すべく、POSや計量包装機、電子棚札などすべての製品をインターネットでつなぐシステムを開発するなど画期的な製品を市場に投入してきた。近年になって外食産業に参入、ASP型フードサービス統合システム「Delious(デリオス)」やペン型オーダー端末など最新技術を駆使した商品やソリューションを提案している。

代表者 代表取締役社長 寺岡和治

経営理念 経営革新と新技術により、世界市場における新しい価値の創造を企業活動の基本理念とし、もって顧客、取引先、社員ともども真の繁栄を期する。

取材協力 ホスピタリティソリューション事業部 ソリューション営業部 次長 鹿野浩二氏

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