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福本龍太郎の速報!FS/TEC・The NAFEM SHOW2007 有限会社ノーデックス 福本龍太郎氏

集中連載 福本龍太郎の速報 FS/TEC・The NAFEM SHOW2007 外食ドットビズ

第1回 FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日

第1回 FS/TEC 2007(Food Service Technology) & The NAFEM SHOW レポート初日

早いもので、前回の NRA (National Restaurant Association = 全米レストラン協会) SHOW 2006 取材から1年半が経過している。

ぜんっぜん仕事をしないレポーターとして外食ドットビズ編集部では肩身の狭い思いをしていたが、なんと、10月10日(米国時間)から4日間、米国・アトランタで開催される FS/TEC (Food Service Technology) 2007 と NAFEM ( 北米厨房機器工業会 ) Show の取材の日程が組まれ、参加させていただくことになった。

前回同様、OFSC (Open Foodservice System Consortium:千代田区・事務局は 株式会社フォアサイト )の全面的な協力を仰ぎ、ジョージア州アトランタ、Georgia World Congress Centerにて開催された、IT業種に特化した展示会であるFS/TECを取材し、またもや必死なレポートをお届けする。


速報と呼ぶには少し時間がたってしまったが、相変わらずこの手の海外事情については、日本のこの分野のメディアでは、積極的に取り上げられていない。外食ドットビズ独自の視点という意味で、最速ということにしておく。

FS/TEC自体は、日本の展示会にも見受けられるが、イベントブランドであり、今年で12年目を迎えるカテゴリーイベントである。今年から2年に一度開催されるアメリカ最大の厨房機器製造業者協会 The North American Association of Food Equipment Manufacturers (NAFEM) が主催する The NAFEM SHOWとの共同開催ということもあり、かなり盛大な印象を受けた。

尚、NAFEMとの共同開催は2017年までコミットされているらしく、相互に補完しあった状態で今後の開催が維持されるようだ。外食ドットビズではひとつの指標として、このイベントを観察し続けたいと思う。

NAFEMとFS/TECは、全米レストランニュース(NRN)と CFSP を主体としたメディア編成による業界団体で、団体の設立趣意や、展示会の位置づけとしては、最近の事情ではマクドナルド以外のQS( Quick Service =日本ではFF)がようやく店舗と組織の工場化を意識しだした情勢の中、もともと無縁ではないのであろう。

いうまでも無いが、外食店舗とは、「製造(工場)」と「サービス」が一体となった企業体であり、製造設備に対しても ITの 授恵・効果を意識せざるを得ない。

サービスおよび管理という観点で、オーダーエントリーシステム(OES)、POSシステムについての発展と浸透はもはや、語るべきところないほどであるが、全企業体を工場化するという試みにおいて、アメリカの企業はなお野心的である。

会場と印象

初日はあいかわらず右も左もわからず、ただ呆然と会場を歩くのみ。
とにかく、広い。

開催地の Georgia World Congress Center は、かのアトランタオリンピックの競技場になったGeorgia Domeを中心に、全室合計71,250席の会室スペース、 全敷地は140万平方フィート(約420,000㎡:公園敷地を含む?)。東京ビッグサイトの80,660㎡の約5倍。1976年開設移行、どんどん拡張されているらしい。

第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日 第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日 第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日
朝の会場・・。アメリカの人たちは朝からテンションが高い。

毎回「別にガイドブックではないので」と言い訳をするが、周辺のことについては、次回以降若干お伝えできればと思う。

第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日 第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日
空港。凶悪犯罪が多い町として有名だが・・足がすくむ取材陣とおまわりさん。
・・・おまわりさんの顔がよっぽど怖いですわ。

ブース・トレンド

NRAまたはHOSTECブランドの展示会場に足を運ばれた方は、特に感じると思うが、やはり日程的に1日だけではきつい。今回も2会場にわけて、FS/TECが150ブース、NAFEMだけでなんと600ブースもの展示があり、ぶらぶら歩くだけでもつかれてしまう。

第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日 第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日 第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日
相変わらず見せ方がうまいと思う。

IT全域から見るとそれほど先進的と感じなかったが、 KIOSK端末とバックオフィス管理システム、省スペースPOS、RFIDの一般利用展示が際立っていた。

KIOSK端末については、後に述べるが、導入においては店舗オペレーションのみならず、食材所要量や販売予算の刷新を伴う。展示例は洗練されている印象だが、実際の導入店舗はまだ数が少ないようだ。全体最適化を伴う革新技術であることが伺えるが、NAFEMが提唱するような設備標準プロトコルや、インターフェースの標準化について、深く考えるきっかけとなった。

トピックス発掘作業

この手の展示会に望むに当たっては、トレンドも大事だが、必ず、自分なりの「テーマ」が必要である。今回はなんと、すべて英語で行われるカンファレンスに参加してきた。

第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日第1回:FS/TEC(Food Service Technology) The NAFEM SHOW レポート初日
・・・同時通訳は・・もちろんありません(汗)。

リーディングカンパニーのCIO、CTO(社長じゃないところが特異か)の各種講演が聴けるわけだが、もちろん私のヒアリング能力は皆無に等しく、記事にするにあたりいろいろな方にアドバイスをいただくわけだが、雰囲気を感じ取り、お伝えせねば・・という意気込みのみでチャレンジしてみた。


本稿では4回ほど(←あいまいだが・・。)にわたり、

  1. KIOSK端末やRFID利用の進化
  2. カンファレンスの内容とIT活用トレンドの理解
  3. 考察

を掲載したいと思う。
あいかわらずさんざんな結果だと思うが乞うご期待あれ。
※ Wikipediaなどのユーザー編集典拠へのリンク ・ 参照は控えさせていただきます。



福本龍太郎

福本 龍太郎

http://www.nodex.co.jp/

国内コンピュータ販社にて流通小売業界向けSI事業部門を担当し、外食店舗店舗システムにも関わる。
現在は有限会社ノーデックス代表取締役。
ネットビジネス黎明期より各種サービスプロバイダを経験し、業務システムへのネット技術の応用・普及につとめる。

有限会社ノーデックス 代表取締役

米国外食店舗視察 ~シカゴ・ニューヨーク発 アメリカの非日常・楽しませるという回答~

NRAレストラン・ホテル・モーテルショー2006

文: 福本龍太郎

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