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第2回
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● (実際のオペレーションを経験することで)オペレーション自体の問題 ● 招待客からの意見、改善提案の収集 ● オープンのPR |
従ってプレオープン営業は、オープン前日もしくは前々日から2日間使っても構いません。お客様は 「 招待客 」 が基本です。失敗が前提にありますので、店のオープンまでに様々なかたちで関わってくれた 「 取引先 」 や 「 関係者 」 をメインにし、「 検証の場 」 であることを理解してもらえる方々を中心にします。場合によっては、スタッフの家族でもいいでしょう。要するに、何か問題があってもそれを意見や改善提案という形で具申してくれる方を招待します。もちろん、招待客に対して、今までのご苦労をねぎらう場でもあります。
ランチやディナー型で実施するなら、それぞれ2~3時間程度。営業後はしっかりとレビューをしなくてはなりません。明日から同じ失敗は許されないのですから、本番での各スタッフの作業ポジションを前提とした 「 割当 」 を行い、最終チェックをします。
メニューは実際の営業を想定しますので、フルメニューが基本です。金額は無料でも構いませんが、頂いてもせいぜい通常価格の半額に留めましょう。プレオープン用に限定されたメニューで行う場合もありますが、それでは訓練としての効果は薄くなります。招待客には簡単なアンケート用紙を配布し、チェックや感想などをいただきましょう。営業中にはお客様に声をかけ、忌憚の無い意見をいただくのも忘れてはいけません。プレオープン営業は 「 レセプション 」 とは違い、本番をいかに成功に導くかが目的ですので、しっかりとしたプランを立てて臨みましょう。
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