外食ドットビズ

第六章 メニューをつくろう Part2

速習 起業リファレンス

外食ドットビズは、創刊よりこの業界の活性化のためには新しい風が必要と考え起業家の方に向けてメッセージを送ってまいりました。この度、当編集部の責任編集による起業家向けのノウハウ集を発刊いたします。掲載期間が1年ほどの大作になると思います。社内外問わず起業家の方々にとって有意義なノウハウ集となりますので是非じっくりとご購読下さい。

第4回 主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~

 

第六章 メニューをつくろう Part2

 第4回
 主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~

主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~最初に、主軸商品の特徴を 1枚のシートに書き出してみましょう。あなたの頭の中にある商品へのこだわりは、メニューを見たお客様にきちんと伝えることが重要です。さらに、店はスタッフの協力によって成り立ちます。彼らにも理解をしてもらい、同じ言葉で語れるようにしなくてはなりません。

特徴を表現するポイントの例を挙げておきます。


  1. 商品名、売価、原価、目標販売構成

  2. 商品へのこだわりと他店との差別化ポイント

  3. 美味しさの表現、食材、調理方法、盛り付け

  4. 成分表記、健康への貢献要素、食べ方の提案

  5. キャッチコピー
 

このシートができたら、差しこみメニューをデザインしてみましょう。差しこみメニューは、前回で述べたとおり季節メニューやキャンペーン商品が対象になりますが、新しくお店を始められる方は、主軸商品を差しこみメニューにしてお客様にアピールしましょう。差し込みメニューに載せるのは、 4項目程度です。


主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~ 写真
いろいろな飲食店のメニュー写真を参考にして、デジカメ等を使って撮ってみましょう。商品に思い切り近づけて撮ることがポイントです。いくつかのパーツに分けて表現しても面白いでしょう。

主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~ 商品名と価格
商品名は、聞いただけで商品がイメージでき、美味しさが伝わるものが理想ですが、類似品がある場合は、見た目や調理法等を表す形容詞を商品名の前に付けると効果的です。差別化できる商品名は商標登録しておいた方がいいでしょう。

主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~ キャッチコピー
商品写真と商品名のそばに目立つように載せましょう。商品名だけではうまく伝わらない部分を短いセンテンスで表現します。お客様には、キャッチコピーと商品名で覚えてもらえればベストです。

主軸商品を際立たせよう2 ~差し込みメニューの作り方~ 商品説明
商品の特徴を文章または箇条書きで表現します。○や□で囲むと注目して見てくれるでしょう。文字は、商品名・キャッチコピーよりも小さ目で。


メニュー作りは差し込みメニューから作るとやりやすいでしょう。特に、主軸商品は、他のメニューよりも明確なイメージがあると思いますので、それを表現すればいいのです。あまり技法にこだわらず、お客様の立場で分かりやすく表現することを心掛けましょう。そして、必ず他の人に見てもらって意見を取り入れましょう。

 

坂尻先生の実践アドバイス!
メニューのシート化は、スタッフへの訴求にも効果的

 
商品の訴求方法を実感できたら、他のメニューも同じようにシート化しておこう。全部のメニューをシート化する必要はなく、主力となる商品だけで充分。全スタッフ(特にオープニングスタッフ)には商品を試食させるとともに、これを使って、お客様の前で自信を持ってメニューを語れるようにさせておくべし。
 

 

 


 
 
外食ドットビズ 論説主幹・坂尻高志
外食ドットビズ編集部

外食大手のすかいらーくに20年以上勤務した後に外食経営コンサルタントとして起業した論説主幹・坂尻高志。
外食向けオーダーエントリーシステム(OES)を日本で初めて世の中に出し、現セイコーインスツルをOES大手に育て上げた後やはり外食経営コンサルタントとして起業をした主幹・酒美保夫。
外食ドットビズに携わる多彩な起業家経験者が、外食産業で起業を目指す皆様に起業家マニュアルをお届けいたします。
 

第一章 起業をめざして… 心構えはOK?
第二章 店舗コンセプトの決定 ~そもそも、何がやりたいのか?~
第三章 出店地と物件の決定 ~まずは足で探そう!~
第四章 店舗設計と各種申請手続き ~イメージを具体化しよう!~
第五章 メニューをつくろう Part1

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