外食ドットビズ

第一章 起業をめざして…心構えはOK?

速習 起業リファレンス

外食ドットビズは、創刊よりこの業界の活性化のためには新しい風が必要と考え 起業家の方に向けてメッセージを送ってまいりました。この度、当編集部の責任編集による起業家向けのノウハウ集を発刊いたします。掲載期間が1年ほどの大作になると思います。社内外問わず起業家の方々にとって有意義なノウハウ集となりますので是非じっくりとご購読下さい。

第4回 改めて起業の意志をチェック!

自分で飲食店を立ち上げることは、大きな期待が持てるのと同じほどの不安もつきまとい、起業には“強い意志”が必要となります。その一方で、店長・経営者として必要な“ 5Cの力”というものもあります。主に外食チェーン企業の店長教育に使われる言葉ですが、起業を志すならば、ぜひとも覚えておきましょう。

CONTROL力【予算統制能力】

経営数値や様々な目標数値に対して、計画と実績を一致させる力のことです。そのためには、現状をしっかりと見つめ、状況に応じた対策が打てることが必須です。対策を打つということは、命令や指示の変更、従業員に対する新たな教育ができることです。

CONSULTATION力【問題発見能力】

現場の状況や数値から問題を発見し、それを解決させる手法が示せる力のことです。それには行動力が伴い、組織に対してのリーダーシップが問われます。単なる問題提起能力ではありません。

COMMUNICATION力【指示伝達能力】

飲食店舗は、多くの人々により運営されるものです。自分の意志が、店長から新人まで行きわたらないと、理想的な店舗運営は難しくなります。組織づくりの中では、責任と権限の明確化、緊急事態への対応など強固な管理能力が必要となります。

COORDINATION力【計画調整能力】

広い意味でいえば、従業員や関係者などから様々な意見を聞き、それを具体的な計画に落とし込む能力のことです。一般的には、各部を調整して全体を統一化するという意味ですが、これも必須能力となります。

COUNSELING力【人材育成能力】

従業員個々の課題を常に提示し、能力アップを実現できる能力のことです。この力こそが、従業員のモチベーションを高く維持させるのです。

坂尻先生のワンポイントアドバイス

こんな人は、一刻も早く別の道を…

5Cの能力に加えて、「事業に対する熱い情熱」「常にプラス思考で考えられること」「チャレンジ精神」「謙虚で学び続けられる精神力」等々、経営者の基本的能力が必要であることはいうまでもない。

しかし、これとは逆に「夢がない」「マイナス思考」「人に頭を下げる事ができない」「指示されるのを嫌う」といった人は、特に飲食業には向かないので、一刻も早く別の道を歩くべきである。



外食ドットビズ編集部

外食大手のすかいらーくに20年以上勤務した後に外食経営コンサルタントとして起業した論説主幹・坂尻高志。
外食向けオーダーエントリーシステム(OES)を日本で初めて世の中に出し、現セイコーインスツルをOES大手に育て上げた後やはり外食経営コンサルタントとして起業をした主幹・酒美保夫。
外食ドットビズに携わる多彩な起業家経験者が、外食産業で起業を目指す皆様に起業家マニュアルをお届けいたします。

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