本場で学び、咀嚼し、自分の作るべき料理を考え抜く イタリア料理の巨匠 日高良実シェフ

東京・広尾のイタリアンレストラン「ACQUAPAZZA」のオーナーシェフ日高良実氏。大学進学を断念して飲食の道に足を踏み入れ、3年間のイタリア修行の後に独自のイタリア料理を目指して開業へと至った。イタリアで学んだ“楽しい食事”ができるお店のために、いかなる苦労と考えがあったのだろうか。

日高 良実

日高 良実

http://www.acquapazza.co.jp/ オーナーシェフ

1957年10月 神戸市出身。
調理師学校卒業後、神戸のフレンチレストラン「塩屋異人館倶楽部」に就職。
その後、神戸ポートピアホテル「アラン シャぺル」を経て、イタリア料理への転向を決意。
東京・銀座イタリアンレストラン「リストランテ ハナダ」に転職。
1986年 本場での修業のため渡伊し、3年間イタリアで修行をおこなう。
1989年 帰国後、「リストランテ山﨑」の料理長に就任。

1990年 東京・西麻布に「ACQUA PAZZA」オープン。現在は、全国12店舗のプロデュースも手がけながら、日本の食材を活かした独自のイタリアンを提案し続けている

文:齋藤栄紀
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